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1次試験

供給曲線が右上がりな理由とは?




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
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「供給曲線が右上がりなのはどうして?」
とよくわからない方、ここでは供給曲線が右上がりな理由について解説します。

そもそも供給曲線とは何のことでしょう?

供給曲線は以下の画像のように供給量(数量)を横軸
価格を縦軸にとっています。

供給曲線

そして供給曲線は供給量と価格の関係についてあらわしたグラフのことです。

「じゃ、供給量って何?」となりますね。
供給量とはある価格のもとで『売りたい』量のことです。

『売りたい』というのがポイントです。
ここがわからないと供給曲線が右上がりな理由がピンときません。
だから必ず供給量とはある価格のもとで『売りたい』量だと覚えてください。

そして供給曲線について理解するには
お店の店長さんの立場にたって考えてください。

それでは例を挙げながら、なぜ供給曲線が右上がりなのか?理由を説明しますね。

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供給曲線が右上がりな理由

まずあなたはおもちゃ屋さんの店長だとします。
そして少し前にはやった妖怪ウォッチを販売しているとしましょう。

妖怪ウォッチはこちらの動画をご覧ください。

ここではあくまで仮定の話をします。
仮に妖怪ウォッチを妖怪ウォッチを製造している業者から
1,000円で仕入れたとしますね。
1,000円で仕入れた妖怪ウォッチを、
周りのお店が1,000円で売っているので対抗して1,000円で販売するとします。

もしあなたが店長さんだったら
1,000円で仕入れた妖怪ウォッチを1,000円で売るとしたらどんな気持ちがしますか?

仮に売れても儲けが0円だから、売りたくないな
と感じるのではないでしょうか。

だからもし1,000円で妖怪ウォッチを売るとしたら販売数量は少なくなるはずです。
ここでは100個販売するとしましょう。

それが下記グラフのe点です。

供給曲線

では、1,000円だったら安いからすぐに売れるので
「もっと高くしてやろう」と思って2,000円で売るとしたらどうでしょう?

1,000円で売るより儲けが大きくなるから
妖怪ウォッチをどんどん売りたいと思うでしょう。

だから販売数量が増えるわけです。
今度は200個売ります。

これが上記グラフのd点です。

こんな感じで価格を上げれば上げるほど店長さんは儲けたい気持ちが強くなるので、
どんどん数量を増やしていくわけです。

供給曲線

その結果、

1,000円なら100個
2,000円なら200個
3,000円なら300個
4,000円なら400個

とグラフにしたら右上がりのグラフになっていきます。

これが供給曲線が右上がりな理由です。

供給曲線は右上がりです。
逆に需要曲線は右下がりになります。

次の記事では需要曲線が右下がりになる理由について解説します。
需要曲線が右下がりな理由とは?