1次試験

プライステイカーの意味と例をわかりやすく解説

プライステイカー 意味 例




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
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今回の記事ではミクロ経済学でよく登場する
プライステイカーの意味を具体例を使いながらわかりやすく解説していきたいと思います。

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プライステイカーの意味

プライステイカーは英語で『price taker』です。
日本語に直すと『価格受容者(かかくじゅようしゃ)』となります。
priceは価格、takerのtakeは『受け取る』という意味です。
受け取るは受容するという意味もあります。

たとえば、「中小企業診断士試験に落ちたらどうしよう・・・」
という不安があったとしましょう。

将来は中小企業診断士資格を取得して独立コンサルタントになりたいと思っているとします。
将来の夢が大きければ大きいほど、
落ちる恐怖や不安が強くなるでしょう。

そんな恐怖や不安を『受容する』という表現は『受け入れる』って意味ですね。
受け入れるって受け取るということと意味はかなり近いと思います。
不安を受け入れる、不安を受け取る。

だからプライステイカーは『価格受容者』となるわけですね。

ではプライステイカーとはどういうことなのでしょうか?
プライステイカーの意味について解説しますね。

経済学用語として登場するプライステイカーというのは
市場価格を前提に行動する消費者と生産者のことです。
ちなみに市場価格というのは事前に与えられた価格のことだと思ってください。

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プライステイカーの例

プライステイカーとは市場価格を前提に行動する消費者と生産者のことでした。
もう少しわかりやすく解説しますと、
プライステイカーとはこの記事を読んでいるあなたのことです。

レクサス


例えばあなたがベンツを買うとしましょう。
このとき、価格(値段)はあらかじめ与えられたものとして行動しますよね
ベンツを買う時に、「このタイプが400万円だったら買おうかな」みたいな感じで。

つまり何かを買うとき価格を見て買うか買わないか決めるでしょう。
ただ、少なくとも価格を自分で決めることはできませんよね
あなたがベンツを見て中古車屋さんに「このベンツだったら200万円で買いますよ」って言って
200万円で契約が成立するってことはありませんよね。
そんな勝手なことができたらお客さん側(消費者側)としたらおいしいです。
でも、お店がつぶれてしまいますよね。

そうではなくてあらかじめベンツの価格が決まっていて
その価格を消費者であるあなたが見て買うか買わないか、
判断しているにすぎません。

こんな感じで与えられた価格を市場価格というのですが、
この市場価格を前提に私たちは行動します。
だから私たちのことをプライステイカー(価格受容者)といいます。

一方で買い手(消費者)だけでなく生産者(お店のことだと思ってください)についても同じです。
そう書くと、「生産者って勝手に値札着けてるじゃん!」って思ったかもしれませんね。
確かにお店(生産者)って勝手に値札をつけて商品を販売しているように見えますよね。

キャベツ

例えば、八百屋さんがキャベツを1個100円で販売するみたいな感じです。
でもそんなことはありません。
例えば八百屋さんが「キャベツを1個1億円で売ろう」と思っても
実際に値札を1億円にして販売することはしませんよね。
なぜなら1億円のキャベツだったら面白がってSNSでリツイートとかいいねとかされそうですけど
買う人がいるか?といったら、まぁいないでしょうね。

キャベツだったら、だいたい1個100円だみたいな感じで
相場というものがあるはずです。

相場を無視して価格をつけることはできません。
相場より安くしすぎたら売れるかもしれませんが、お店が儲かりませんし
相場より高すぎたら、お客さんは他の店で買うので、自分のお店は儲かりませんから。

だから生産者(お店などの売り手側)にとっても
相場の範囲内で価格を決めているにすぎません。
そういった意味で、売り手側だって価格を自由に決めれません。

こんな感じで与えられた価格を前提に行動する生産者や消費者をプライステイカーといいます。

今後の記事で
プライステイカーが市場でどんなふうに行動するのか?
について解説していきますね。