1次試験

ラチェット効果とは?実例を用いて解説




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
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中小企業診断士1次試験の経済学の用語に『ラチェット効果』があります。
ラチェットってお医者さんや獣医さんだとなじみのある用語です。

手術器具にラチェット式の鉗子というのがありますから。
ラチェット式の鉗子は上記画像の右から3番目の器具です。

手術部位を挟んだりするときに使います。
ラチェットというのは右から3番目の器具でハサミみたいに指を入れる部分の丸がありますね。

この丸と丸の間の部分ってガジガジとギザギザになっていて
指で押さえなくても鉗子で挟んだまま維持できるようになっているのです。

これをラチェット式といいます。
ラチェットとはノコギリの刃という意味でもあります。

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ラチェット効果の実例

ラチェット効果の実例

経済学用語のラチェット効果も同じで、別名歯止め効果といいます。
ラチェット効果とは短い期間だと所得が減っても、
だからといって急激に消費が減少するわけではないという理論をいいます。

実例として高年収たとえば年収1千万円の男性がいました。
家賃が30万円の高級マンションに住んでいます。

そんなお金持ちですが、不祥事を起こして3か月間の減給処分を受けました。
所得が3か月間減少するわけですね。

そしたら給料が減った分だけ消費が減るか?というと
そんなことありませんね。

3か月間しか給料が減らないなら家賃が30万円のマンションを出ていくことはしないでそう。

ステーキ

また、普段食べているものも、急にランクを落とすこともほぼありません。
毎日ステーキを食べていた人が突然所得が減ったからといって
「今日から納豆かけご飯にしよう」とはならないはずです。

だって3か月たったらまた元のお給料に戻るわけですから。

これがもし1年以上長期にわたってお給料が減るのなら
高級マンションを出ていくかもしれませんし、
少しずつ食生活にも変化が出てくるでしょう。

こんな感じでラチェット効果とは
短期間限定で所得が減っても消費を減らさないということ
をいいます。

あなたの周りにも同じような実例があるのではないでしょうか。