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1次試験

全要素生産性とは?




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(マクロ編) [ ティモシー・テイラー ]

中小企業診断士1次試験の経済学・経済政策で
たまに出題されるのが全要素生産性です。

全要素生産性とはどういった意味を表す用語なのでしょうか?
この記事では全要素生産性とは何かについて解説したいと思います。

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全要素生産性とはどういう意味?

全要素生産性を英語で表現するとTotal Factor Productivityです。
頭文字をとってTFPということもあります。

で、全要素生産性とはどういうことか
わかりやすく説明するためにも、こちらの式をご覧ください。

全要素生産性の公式

上の式は経済成長率=労働+資本+全要素生産性(TFP)
を表したものです。

経済成長率は基本的には労働と資本を足したものです。
ただ、それだけだと完全ではありません。

たとえばこんな感じです。

経済成長率1000=労働400+資本590
残り10不足していますね。

「この10は何だ?」と考えた時に
10の部分を全要素生産性だと考えるわけです。
これが全要素生産性の正体です。

つまり全要素生産性とは全要素生産性とは
通常、経済成長率のうち資本と労働の生産要素では測定できない部分のことです。

したがって
全要素生産性=経済成長率ー資本ー労働
という式で表すことができますね。

以上で全要素生産性とはどういう用語なのかについての
解説を終わります。