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1次試験

プロスペクト理論について身近な例を使ってわかりやすく解説




プロスペクト理論はお金の世界で有名な用語です。

たとえば株とか宝くじとかFXなどで
プロスペクト理論という言葉を耳にすることがあります。

今回の記事ではプロスペクト理論について
身近な例を使ってわかりやすく解説していきます。

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プロスペクト理論とは何か?身近な例を使って解説

プロスペクト理論 身近な例

一般にファイナンスの投資の中で考えると
ふつうは人間ってリスクを避ける傾向にあるといわれています。

でも、別に必ずしも一般にみんなが
リスクを避けるわけではないんだ
とカーネマンという人はいいました。
このことをプロスペクト理論といいます。

かみ砕いてプロスペクト理論について説明しますと
損失状況においては最初はリスクを避ける傾向にあるけど
後にリスク傾向に振れるという理論です。

身近な例で説明しますと。
宝くじを買うとしましょう。

ただ、宝くじってみんなが得するわけではありません。
といいますか、多くの人間は損をします。
でないと、宝くじの運営元が赤字になってしまいますから。

そこで、損失状況を考えてみたときに
個人の選好というのは最初は金額が増えるにつれて
リスクを避ける傾向にあります。

でも、あとからリスク志向に振れます。

たとえば、ある自治会が1等賞が1万円の宝くじを
発売したとしましょう。1等賞が1万円って
あきらかに当選金額が小さいですね。

で、こんな感じで金額が小さいときは
ふつうはこんな宝くじは当たらないだろうと
多くの人は考えてしまいます

なので買わないんです。
買わない=リスクを避ける(リスク回避)
ってことです。

これに対して1等賞が2億円の宝くじ。
どう考えても1等賞が1万円の宝くじよりも
1等賞が2億円の宝くじのほうが当たる確率は低いはずです。

でも、金額がどんどん高くなると
「ひょっとしたら当たるかもしれない・・・」
とリスク志向(リスクを受け入れる)になってしまうんです。

人間というのはこんな感じで金額が増えるにつれて
だんだんリスクを受け入れるような状況に
変わってきますよ
とカーネマンは言ったんです。
これがプロスペクト理論です。

これがプロスペクト理論の身近な例です。
以上で解説を終わります。