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1次試験

フィドラーのリーダーシップ・コンティンジェンシー理論とは?




ここまでの記事でリーダーシップ論について
たくさん解説してきました。
バーナードのリーダーシップ論についてわかりやすく解説
レビンのリーダーシップ論についてわかりやすく解説
オハイオ研究(リーダーシップの2要因論)についてわかりやすく解説

今回の記事では
フィドラーのリーダーシップ・コンティンジェンシー理論について
解説していきます。

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フィドラーが提唱したリーダーシップ・コンティンジェンシー理論とは?

フィドラー リーダーシップ

フィドラーさんは
アメリカの高校のバスケットボールでアンケートをとりました。

で、リーダーの人にかつての仲間の中で
一緒に仕事をしたくない人(嫌な人)をイメージしてもらいました。
その人に対してポイント1からポイント8までレベルをつけました。

どれくらいその人と仕事をしたくないのか?を
数字で表してもらいました。

本当に嫌だったら8でそんなことないなら1といった感じで。
仕事をしたくないメンバーというのを
頭の中で思い出してもらってその人に対してポイントをつけるというやり方を
とったんです。

これをLPC尺度といいます。

LPC尺度を使って以下のように考えます。

もし得点が高い場合、
嫌いな人がたくさんいる
ってことです。
その場合、まず人間関係の修復をはからないといけません。

だから人間関係志向的な関係動機づけリーダーといって
人間関係をきちんと立て直すようにリーダーシップを発揮すればいいって考えたんです。

逆に得点が低いということは
グループの中はそんなに気まずい雰囲気ではないでしょう。
であるなら、仕事中心のリーダーシップを発揮すればいいということです。

もう1回解説しますと、
得点が高い場合、嫌な奴が多いってことです。
その場合、人間関係をまず修復しないといけないと考えます。

逆に得点が低い場合、
嫌な奴が少ないってことです。

だったら、人間関係で悩んでないので
仕事に集中すればよいって考えます。
なので仕事中心のリーダーシップを発揮するリーダーでよいわけです。

以上でフィドラーのリーダーシップ・コンティンジェンシー理論についての
解説を終わります。