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1次試験

デシジョンツリーとは?わかりやすく解説




ここでは中小企業診断士の財務・会計で出題されることのある、
デシジョンツリーとはどういうことなのか、わかりやすく解説していきます。

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デシジョンツリーとは?

とんかつ屋さんを開業したとします。
その場合、最初に初期投資しますね。

たとえば、とんかつを揚げる機材が必要です。
そういった機材を使ってとんかつをお客さんに提供し
お金をもらって商売をしていきます。

そして1年目、2年目、3年目、4年目とお金が入ってくる。
そしてそれを現在価値に割引くことによって
どれくらの価値があるのか求めていくのが正味現在価値法です。

ただ、正味現在価値法は最初に計画した一本道のシナリオを
やり通すという前提で考えています。

たとえば最初にとんかつの機材を入れたら
ずっと使い続けているという考え方をとります。

ただ、現実的に考えるとどうでしょう?

たとえば、とんかつ屋を開業して2年目に
最新式のおいしいとんかつを揚げられる機材が登場したとします。

で、開業した時に使っていた機材を下取りにだして
新しい機材を購入するという可能性だってあるでしょう。

あるいは、歩いて1分のところにライバル店ができたために
お客さんがとられてしまい、倒産してしまうケースだってあるでしょう。

そういったいろんケースがビジネスをしていると
あり得ます。

こういったものを加味して分岐を考えて行った方が
よいのではないか、そしてそういった分岐を考えるのに
便利な方法がデシジョンツリーです。

つまりデシジョンツリーとは複数に分岐する将来の予測シナリオを樹形図として
表したものをいいます