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経済学に登場する失業には
・自発的失業
・非自発的失業
・摩擦的失業
があります。
この記事では摩擦的失業について
例を挙げて解説したいと思います。
摩擦的失業とは?例を挙げて解説
摩擦的失業とは労働市場の情報が不完全、あるいは
産業構造が変化したことによって生じた失業のことをいいます。
労働市場の情報が不完全というのは
例を挙げるとすると、職を探しているときって
いきなり決まるわけではありませんね。
新聞の折り込み広告に入っている求人広告を見たり
ハローワークに行ったりして
「いい就職先ないかな・・・」と必死に職を探すわけです。
そしてよさそうなところがあったら
電話やメールで会社にアポをとって履歴書をもって
面接に行って、採用されてようやく働くことができるわけです。
で、就職先が決まるまでは失業状態ですから
こういったことを摩擦的失業っていっています。
それから産業構造の変化というのは
例を挙げるとネットが普及したことで印刷産業が衰退したとしましょう。
印刷会社で働いていた人が急に
IT企業が稼げるからといって、プログラマーとして
再就職することって難しいですよね。
やはり、プログラミングやネットのスキルを身につけるのに
時間がかかるわけです。
以上が摩擦的失業の例です。
摩擦的失業の場合、
不景気だから失業したと言い切れませんね。
IT産業の景気がよい反面、印刷業や出版業が
衰退してしまうことだってありますからね。
以上で摩擦的失業の解説を終わります。