参考文献・URL
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前回の記事で限界効用と総効用について解説しました。
⇒限界効用と総効用とは?違いと求め方についても解説
次に限界効用逓減の法則というのがあります。
今回は限界効用逓減の法則について例を挙げて
わかりやすく解説していきたいと思います。
【わかりやすく解説】限界効用逓減の法則とは?例を挙げて解説
限界効用逓減の法則の逓減ですが
増加することが減っていくという意味になります。
そして限界効用とはある財の消費量が1単位増えたら
どれくらい効用が増加するか?ってことです。
なので限界効用逓減の法則とは
食べれば食べるほど、
商品を手に入れれば手に入れるほど
少しずつ効用(満足度)が減っていきますよ
という法則のことです。
たとえば、おはぎがいくら好きなら
1個目はよだれが止まらないくらいおいしく感じると思います。
でも、2個目、3個目になってくると
だんだん、おはぎを食べたくなくなってきます。
焼き肉の食べ放題でもそうですね。
最初のうちは息をフーフー吹きかけて冷ましながら
カルビをムシャムシャ食べると思います。
でも、何皿も焼き肉を食べていくうちに
さすがに「もういらない」となってくるでしょう。
そして「帰ろう」とお金を払って帰ります。
だから食べ放題ビジネスが成り立つわけですね。
ゲームセンターのゲームでもそうです。
好きなゲームをその日初めてやるなら
すごく楽しいでしょう。
でも、同じゲームを連続で10回、20回と休みなくやると
さすがに飽きてくると思います。
こんな感じで満足度(効用)って
だんだん減ってきます。
これを限界効用逓減の法則っていいます。
以上で限界効用逓減の法則についての解説を終わります。