参考文献・URL
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ミクロ経済学の最初の方で
限界効用と総効用について学ぶ機会があります。
ただ、両者の違いってわかりにくいですね。
そこでこの記事では限界効用とは何か?
それから用効用とは何か?解説しながら
同時に両者の違いについて解説していきたいと思います。
限界効用と総効用とは?
総効用とは以下の通りです。
以下ウィキペディアより引用
引用元URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8F%E5%8A%B9%E7%94%A8
総効用(そうこうよう)とは経済学用語の一つ。
消費者が連続して同じ商品を消費する場合に、
その連続した複数回の使用から得ることができた
効用の合計を言う。これは商品の使用による限界効用が加算されていった
合計ということであり、
限界効用逓減の法則に照らし合わせてみれば
最初の一回目の大きな効用の加算から始まり、
回数を重ねていくとともに
効用は減少しながら加算されていくということである。以上引用終了
次に限界効用ですが、限界というのは
1単位当たりどれくらい増えるか?という意味です。
なので限界効用とはある財の消費量が1単位増えたら
どれくらい効用が増加するか?ってことです。
で、効用とは何か?については前回の記事で
詳しく解説していますのでご覧ください。
⇒効用とは何か?経済学の視点からわかりやすく解説
限界効用と総効用の違いと求め方
限界効用と総効用の定義だけ見ても
何のことかわかりにくいですよね。
そこで、実際の数字を使って
限界効用と総効用の違いをみていきましょう。
おはぎを例に挙げてみていきます。
あなたは『おはぎ』が大好きとします。
総効用はおはぎを食べたときの
効用(満足度)の大きさのことです。
どれだけ「おはぎおいしかった」と満足感が得られるか?
が総効用ってことです。
総効用は
・おはぎ1個だと100
・おはぎ2個だと170
・おはぎ3個だと220
・おはぎ4個だと240
だとします。
限界効用は1単位増えたときに効用(満足度)が
増していくか?です。
なので、
限界効用は
・おはぎ1個だと100
・おはぎ2個だと170-100=70
・おはぎ3個だと220-170=50
・おはぎ4個だと240-220=20
となります。
これが限界効用と総効用の違いとなります。
また限界効用の求め方です。
以上で限界効用と総効用についての解説を終わります。