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1次試験

公平性の原則とは?【租税の原則】




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
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前回の記事では3つある租税の原則の一つ、中立性の原則について解説しました。
中立性の原則とは?【租税の原則】

今回の記事では租税の原則の一つ、公平性の原則について
わかりやすく解説していきたいと思います。

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公平性の原則とは?

公平性の原則は

・垂直的公平
・水平的公平

の2つあります。

まず垂直的公平から解説します。

垂直的公平とは
所得格差を是正するものではないといけないという原則のこと
です。

所得格差を是正してなるべく所得がフラットになるような形で
税を徴収しないといけないという原則が垂直的な公平
です。

次に水平的公平ですが。
水平的公平の水平というのは横に見ているということです。
なので同じ所得の人は同じ税を払うべきだという原則が水平的公平です。

当たり前の話になりますね。
でも、日本はそんな当たり前のことができていません。
ある人が1000万円でもあなたも1000万円の所得だったら
同じ税を支払うのがフェアなものですが、
うまいこと潜り抜けて、税金を軽くする人もいますからね。

まぁとにかく今回の記事のポイントは公平兵の原則は
垂直的公平と水平的公平の2つに分かれるということ。
それから垂直的公平は所得格差を是正するものでないといけないという原則で
水平的公平は同じ所得の人は同じ税を払わないといけないという原則のことです。

続いて水平的公平を満たさない例となるクロヨン問題について解説します。
クロヨン問題とは?わかりやすく解説

以上で解説を終わります。

もし前回の記事をご覧になっていない方はこちらをご覧ください。
中立性の原則とは?【租税の原則】

続いて租税の原則の3つ目、簡素性の原則について解説します。
簡素性の原則とは【租税の原則】