参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
⇒スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
⇒スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(マクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
前回の記事でインフレとは何か?解説しました。
インフレとは物価の持続的な上昇という意味でしたね。
『持続的な』がポイントでした。
⇒インフレとは?意味と種類についてわかりやすく解説
次にインフレになる原因について解説しました。
インフレになる原因はいろいろあります。
⇒輸入インフレとは?わかりやすく解説
⇒生産性格差インフレーションとは?わかりやすく解説
今回は為替インフレについて解説します。
為替インフレもインフレの原因になります。
為替インフレについてわかりやすく解説
まず、円高と円安の違いって知ってますか?
為替インフレを理解する前提として必須の知識となります。
ご存じない方は先にこちらの記事をご覧ください。
⇒円安と円高についてわかりやすくイラストを使って解説
現在2019年12月です。
安倍政権となり、円高が解消され円安となっています。
というのは日本において円高ってまずいんです。
たとえばトヨタ自動車は
ドル円において1円円高が1年続くだけで
営業利益が約400億円減ってしまうんです。
トヨタが儲からないと
日本の税収が思いっきり減ってしまいます。
日本みたいに輸出で儲けるような国は
円高より円安の方が望ましいわけです。
ただ、円安だからといって日本国民全員が
喜ぶわけではありません。
円安になると輸入品の値段が上がりますね。
⇒円安と円高についてわかりやすくイラストを使って解説
たとえば、1ドルのリンゴというのは
1ドル100円のときなら、日本だと100円なわけです。
ところが1ドル200円と円安ドル高になると
同じ1ドルのリンゴであっても円は2倍になってますね。
しかもリンゴだけでなく
日本が輸入している石油などの燃料も値段が上がってしまうわけです。
インフレは物の値段(物価)が持続的に上がることですから、
やはりインフレが起きていますね。
このことを為替インフレといったり
為替とインフレの関係といったりします。
以上で解説を終わります。