参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
⇒スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
⇒スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(マクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
インフレが起こる原因にはいろいろとありますが
前回と前々回の記事で
インフレの原因となる、生産性格差インフレと
コストプッシュインフレについて解説しました。
まだご覧になっていない方は
こちらをご覧ください。
⇒コストプッシュインフレについてわかりやすく解説
⇒生産性格差インフレーションとは?わかりやすく解説
今回はインフレを起こす原因の1つ
輸入インフレについてわかりやすく解説します。
輸入インフレとは?
まずアメリカなどの海外でインフレが起きたとしましょう。
アメリカなどでインフレが起きているってことは
その国では超過需要が起きているわけです。
お客さんが商品を欲しいけど買えないから
値段が上がる(物価が上がる)わけです。
⇒超過需要とは?具体例を挙げて解説
⇒超過需要とは超過供給とは何か?グラフを使って解説
その超過需要になっている国は
商品があればあるほど売れるわけですから、
日本からその商品を買います。
逆に日本から見たら、その国に
商品をいっぱい輸出するわけですね。
ちなみにの話ですけど
輸出するわけなので日本のGDPは上がります。
ここではどうでもいい話ですが。
とはいえ、日本ではその商品をどんどん輸出する結果、
その商品はどんどんなくなっていきます。
となると、その商品が日本ではなくなってくるので
日本にいる人はその商品を買いたいわけですから、
日本のお店はどんどん値段を上げます。
値段を上げても売れるわけなので。
結果、物価が上がる、
つまりインフレになるわけです。
こんな感じで外国が超過需要(インフレ)を起こした結果、
日本の物価が上がり、インフレを起こしてしまうことを輸入インフレといいます。
以上で輸入インフレについての解説を終わります。