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この記事では超過需要とは何か、
例を挙げて解説していきたいと思います。
超過需要とは?例を挙げて解説
超過需要とは供給量に対して需要量が多く
その超過した需要量の事を指します。
「供給量?需要量?」とよくわからない方もいらっしゃるでしょう。
需要量とはお客さんが商品を買いたい量のことです。
たとえば妖怪ウォッチのゲームを買いたいという人が多いと需要量が多いと表現します。
これに対して供給量とはお店が商品を売りたい(作りたい)量のことです。
いっぱい妖怪ウォッチのゲームが売れるなら、たくさん作って儲けたいわけですね。
ただ経済学では無料のものは考えません。必ず有料です。
だから妖怪ウォッチのゲームを買うにはお金が必要です。
そしてお客さん側は安ければ買いたいと感じる人は増えるでしょう。
たとえば妖怪ウォッチのゲームが1万円なら
ほとんどの人が買いたい気持ちがなくなるでしょう。
でも1000円だったらたくさんの人が「妖怪ウォッチ欲しい」となるわけです。
つまり需要量は値段が高くなればなるほど小さくなっていくわけです。
これに対してお店側は値段が安ければ安いほど商品を売りたくなくなります。
なぜなら儲からないからです。
妖怪ウォッチを1000円で売りたくないです。
1万円で売れるならどんどん作ることでしょう。
だから供給量は値段が高くなればなるほど大きくなっていくわけです。
そのため、こちらの画像のようなグラフが完成するわけですね。
![超過需要の例](https://www.management-consultant.info/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
需要曲線とは需要量と価格の関係を表したグラフで
供給曲線とは供給量と価格の関係を表したグラフです。
経済学では上記のような妖怪ウォッチの具体例から
最終的には点Eのところに価格がおさまると考えています。
超過需要とは上記画像のfとFの間のことです。
妖怪ウォッチの値段が安すぎるため買いたい感情の人がたくさんいるわけです。
でも値段が安いと商品を作りたい気持ちが起こりません。
そのため妖怪ウォッチを買いたい人の方が売りたい人より多くなっているわけです。
これが超過需要です。
以上で超過需要の具体例に関する解説を終わります。