今回の記事ではコンカレントエンジニアリングのメリットを
わかりやすく解説したいと思います。
コンカレントエンジニアリングのメリット
コンカレントエンジニアリングは並列工学と言われたりもするんですが、
作業を同時並行的に進めるところに特徴があります。
で、これは作業工程を考えます。
一般的な作業工程だと第1工程⇒第2工程⇒第3工程と
1つの工程が終わると、次の工程、次の工程が終わると。その次の工程と
こういう風な流れになります。
ところがコンカレントエンジニアリング(並列工学)だと
第1工程が終わる前に次の第2工程がスタートします。
だから一部が重なり合ってしまうんですね。
なので、一般的な作業工程だとリレーのバトンみたいな感じで
第1走者から第2走者、第2走者から第3走者みたいな感じで
1つ1つ順番にバトンがつながっていきます。
ところがコンカレントエンジニアリングだと
走り終わる前に次の走者が走り始めるような形になります。
なので全体としての作業時間を短くすることができるわけです。
よって、全体としての無駄を省いて作業時間を短縮することができます。
コスト削減にもつながります。
以上でコンカレントエンジニアリングについての解説を終わります。