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1次試験

SLAとはどんな意味?

SLAの意味




SLAとはどんな意味の用語でしょうか?

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SLAの意味

SLAとはService Level Agreementの略語です。
日本語に訳すとサービスレベルについての合意という意味になります。

SLAに含まれるサービスレベルには

・定義
・範囲
・内容
・目標達成

などが含まれます。

SLAの意味

もう少しSLAの意味を具体的にします。

事業者が委託者に対して行うサービスについて
品質をどこまで保証できるのかを明らかにしたものがSLAです。

SLAは

・SaaS
・ASP

といった感じの継続しておこなうサービスについて契約するときにおこなわれます。

ちなみにSaaSは1台のサーバに対して1つのシステムが動くことで
複数の会社がアクセスできるマルチテナント型のサービスの一つです。

これに対してASPはサーバ1台に対して1つのシステムが動き
1つの会社が利用するシングルテナント型のサービスです。

つまりSaaSは1つに対して複数の会社、ASPは1つに対して1つの会社ということです。

話は戻って

SaaSやASPの契約時に

・どれくらいのサーバ稼働率か?
・データはどれくらい守られるのか?

といったことをSLAとしてあらかじめ数値化して保証します。

SLAの意味

ここで実際に中小企業診断士1次試験の経営情報システムで出題された問題の一部を検討してみましょう。

SLAは、適用対象となる情報システム関係業務のうち、企画段階から導入するのが最適である。
(平成17年度第15問ウの肢より)

不適切な肢です。

SLAは数値化して保証します。
企画段階だとまだ数値化できるほどのデータがそろっていません。
やってみないとわからないってやつです。

したがって企画段階でSLAを導入するのは不適切です。

以上でSLAの意味とは何か?についての解説を終わります。