通信回線には
・アナログ回線
・デジタル回線
の2種類があります。
この記事ではアナログ回線とデジタル回線の
違いについて解説していきたいと思います。
デジタル回線とアナログ回線の違いとは?
これは信号の種類がアナログ信号なのか
デジタル信号なのかという違いです。
アナログ回線というのはアナログ信号を流します。
デジタル回線というのはデジタル信号を流します。
アナログ回線というのは電気の信号の波を
直接伝えたい内容と対応させて通信させていく方法です。
これに対してデジタル回線は0、1のビット列に
置き換えた形でデータを送っていく方法です。
一般的にはコンピューターの通信ではデジタル回線を
利用した方が利便性が高いです。
なので、2018年現在ではアナログ回線より
デジタル回線の方が広く利用されています。
ただ、メタル回線(メタル電話線)はアナログ信号を利用しながら
どこかのタイミングでデジタル信号に変換していく手法が
とられています。
以下KDDI公式ホームページより引用
引用元URL:http://www.kddi.com/yogo/%E9%80%9A%E4%BF%A1%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AB%E5%9B%9E%E7%B7%9A.htmlメタル回線とは、0.35~0.9mm程度の銅線を使った通信ケーブルのことである。主として電話回線のことを指す。メタルケーブルやメタリックケーブルともいわれる。光ファイバー網を利用する光回線ではないことを強調する際によく使われる。
メタル回線を利用した高速通信の技術をDSLと呼び、ADSLなどが代表的なサービスである。DSLのサービスを総称してxDSLと呼ぶ。
メタル回線は電話局からユーザーのもとへ引かれており、音声データをアナログ信号で伝えるため、電話局からの距離が長くなれば長くなるほどデータ転送の減衰が大きくなり、速度も落ちてしまう。以上引用終了
ちなみにアナログ回線の代表選手はメタル回線です。
メタル回線がよくわからなくてもADSLという名前は
ご存じなのではないでしょうか。
こちらがADSLです。
|
それからデジタル回線の代表選手は光ファイバーです。
光ファイバーでデジタル信号を流します。
アナログ信号をデジタル信号に変換する方法
たとえば家の外からアナログ信号によって
自宅のパソコンにデータが送られてきたとします。
パソコンはデジタル信号を受信します。
なのでアナログ信号をデジタル信号に変換する必要があります。
逆にパソコンのデータを外に送る場合、
デジタル信号をアナログ信号に変換しないといけない場合があります。
このアナログ信号をデジタル信号に変換するものを
モデムといいます。
以上で解説を終わります。