この記事ではデファクトスタンダードとは何かについて
解説していきたいと思います。
デファクトスタンダードとは、、、
デファクトスタンダードとは
・ラテン語で「事実上の」という意味を持つ de facto
・英語で「標準」という意味を持つ standard
を組み合わせた専門用語です。
つまりデファクトスタンダードとは「事実上の標準」といった意味を持ちます。
これは市場における競争の結果、市場で一般的に採用される規格となり
事実上標準化された基準規格を指す言葉です。
少々古い話になりますが有名な例だと
ビデオデッキ市場におけるVHSがベータマックスなどとの競争の結果、
VHSが市場での標準規格となったデファクトスタンダードとなります。
「VHS?、ベータマックス?」とよくわからない方もいたかもしれません。
現在だとパソコンのOS、Windowsがデファクトスタンダードです。
Windows10
Windows7
WindowsXP
WindowsVista
Windows7
WindowsXP
WindowsVista
など、Windowsは誰もが知っているデファクトスタンダードですね。
Windowsという標準にあわせた設計でWordやExcelなどの便利なビジネスツールが開発されています。
どう考えても、自分でOSを開発するよりWindowsにあわせてビジネスツールを開発した方が
お客さんもWindowsパソコンを持っているので需要が大きいわけです。
誰も知らないOSを作ったうえでワープロソフトを開発しても誰も買いませんから。
ちなみにデファクトスタンダードとは逆に国際標準化機構によるISOシリーズなど、
標準規格を定める機関が標準として定めるものがデジュールスタンダードと言われます。
こちらも参考に!⇒デファクトスタンダードの身近な例を解説