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1次試験

バーナードの組織3要素とは?




この記事ではバーナードの組織3要素について解説します。

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バーナードの組織3要素

チェスター・バーナードはアメリカの経営学者です。

バーナードは公式組織を
意識的に調整された二人または、それ以上の人々の活動や諸力の体系(システム)
であると定義しています。

この組織の成立及び存続の要件として

1.共通目的(組織目的)
2.協働意志(貢献意欲)
3.コミュニケーション(伝達)

の3要素を挙げています。

そしてバーナードが提唱する組織3要素は均衡する必要があるとしています。

共通目的とは組織メンバーの個々の目的をあわせた目的のことです。
協働意欲とは、組織メンバーの組織に対して貢献する意欲を指し
協働意欲を強くするためには報酬などのインセンティブが必要とされています。

情報の伝達

また、コミュニケーションは共通目的と協働意欲を統合するために必要な、
メンバー間における情報の伝達のことを指しています。

ちなみにバーナードは1886年生まれです。
経営学者ではありますが、ただお勉強が大好きな先生ではありません。

1927年にニュージャージー・ベルという電話会社の初代社長になっている実業家でもあるのです。
ただ口先だけで「組織とはね、君!」みたいにやったことのないことを偉そうに言っているわけではありません。

実際にバーナードさんが経験してきた知識や経験を組織3要素という形にまとめあげているわけですね。

こちらも参考に!⇒バーナードは組織の成立要件は何と言った?