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1次試験

労働供給曲線とは?わかりやすく解説




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(マクロ編) [ ティモシー・テイラー ]

前回の記事では古典派の第二公準について
解説しました。
古典派の第二公準についてわかりやすく解説

古典派の第二公準とは
1時間働く不満足(限界不効用)よりも
実質賃金率が大きい限り労働時間を増やし続ける。

限界不効用=実質賃金率
となった時点で労働時間の増加はやめるので
労働供給量が決まるってことでしたね。

今回は実質賃金率が変化することでできる
労働供給曲線について解説していきます。

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労働供給曲線を導く前提

労働供給曲線とは

では上記グラフで実質賃金率が20個から30個に増えたらどうなるでしょう?
実質賃金率が30個なら労働供給量(労働量)は3個でも大丈夫ですね。

労働供給曲線

古典派の第二公準より
実質賃金率(W/P)と限界不効用がぶつかった点から
労働量(労働供給量)は3個となりますね。
古典派の第二公準についてわかりやすく解説

ということは実質賃金率が増加すると
労働供給量も増加するってことです。

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労働供給曲線とは?

では労働供給曲線のグラフを書いてみましょう。

労働供給曲線

今度は縦軸に実質賃金率(個)、横軸に労働量(時間)として
先ほどの限界不効用のグラフから
こうなりますね。

労働供給曲線

労働供給曲線とは実質賃金率と労働供給量の関係を
表したグラフのこと
です。

労働供給曲線はこんな感じで右上がりになります。

右上がりになる理由は縦軸の実質賃金率が上昇することで
労働者はもっと働きたいと感じるから
横軸の労働時間が増えるからです。

以上で労働供給曲線についての解説を終わります。