参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
⇒スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
⇒スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(マクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
あなたは結婚まで考えた恋人に浮気されたら
どういう気持ちになりますか?
さっさと別れて別の人を探しますか?
それとも復讐しますか?
この記事では復讐がキーワードになる
トリガー戦略とは何かについて
わかりやすく解説していきたいと思います。
トリガー戦略とは?
トリガー戦略とはどういう戦略のことなのでしょう?
たとえば、
ゲーム理論の中で登場するナッシュ均衡の特殊なケース
囚人のジレンマというのがありますね。
⇒囚人のジレンマとは?具体例で解説
もし上記利得表で被疑者Aも被疑者Bも黙秘している状態だと
2人とも―2なので懲役2年で済みますね。
この選択が2人にとってもっとも得です。
言っている意味が分からない方は
こちらの記事を読んでみてくださいね。
4000文字くらい書いて解説しています。
⇒囚人のジレンマとは?具体例で解説
話を元に戻します。
もし相手が一度でも裏切ったら、、、
たとえば被疑者Aが裏切って
自白して自分だけ助かろうとしたら、
被疑者Bも自白して復讐、報復してやろうとする。
こういったことをトリガー戦略といいます。
別の例でいうと
A社が値下げして、B社のお客さんを奪おうとしたら
B社も値下げして報復、復讐しようとする。
こういったことをトリガー戦略といいます。
つまりトリガー戦略とは最初は協力して
お互い助け合おうとするけど、一度でも相手が裏切ったら
次からはずっと復讐しようと裏切り返してくる戦略のことをいいます。
もし、トリガー戦略中に、相手が協力する行動に出たら
復讐している側も、協力する行動に転じることをしっぺ返し戦略といいます。
トリガー戦略の具体例
だから浮気がバレてしまったために
浮気された側も、浮気したり、あるいは有害な薬を
お酒に入れて飲ませたりするなら、これはトリガー戦略です。
逆に浮気した側が改心して
急に家事や育児を頑張りだしたり
妻や夫のことを大事にしだしたから
復讐していた側も、家庭を大事にしだしたなら
これはしっぺ返し戦略といえます。
以上で解説を終わります。