参考文献・URL
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今回はフォーク定理とはどういう定理なのか
解説していきます。
ちなみにフォーク定理はステーキを食べる時に使う
フォークのことではありません。
また、フォークギターのことでもありません。
では詳しくフォーク定理について解説していきます。
フォーク定理とは?
フォーク定理のフォークとは
ステーキを食べる時に使うフォークでもなければ
フォークギターのフォークでもありません。
フォーク定理のフォークは民話を意味しています。
民話のフォークを英語に直すと
folk tale(フォークテール)となります。
フォーク定理は民話のように語り継がれているわけです。
たとえば、囚人のジレンマ(ナッシュ均衡の一種)のケース。
⇒囚人のジレンマとは?具体例で解説
1回やっただけだと、社会的に見て
損するような結果になってしまいます。
ただ、何回も逮捕されていけば
(そんあことあるかわかりませんが)、
被疑者Aも被疑者Bも黙秘しておいた方が
得だとわかるときもくるかもしれません。
そりゃ毎回逮捕されることで―6(懲役6年)の刑に
処せられるより黙秘して―2(懲役2年)の方が
ましですからね。
こんな感じで2人ともが黙秘(協調)することで
囚人のジレンマ(ナッシュ均衡)に陥るケースよりも
よい結果が得られることを協調解といいます。
こんな感じで
無限にゲーム理論みたいなことを繰り返していると
民話みたいに理屈立てて説明できないけど、
協調解が選ばれることがあるという話を
フォーク定理といいます。
以上でフォーク定理に関する解説を終わります。