1次試験

レオンチェフの逆説とは?わかりやすく解説




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
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この記事ではレオンチェフの逆説について
解説していきます。

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レオンチェフの逆説とは?

レオンチェフの逆説と『逆説』という言葉が
入っていますね。

逆説といってますが、
何の逆説なのでしょう?

結論からしますと、レオンチェフの逆説は
ヘクシャーオリーンの定理の逆説となります。
ヘクシャーオリーンの定理についてわかりやすく解説

1947年アメリカでの話です。
当時のアメリカは資本集約財が豊富でした。

資本集約財とは資本(機械とか設備)と労働(人件費)において
資本に集中して生産する財のことです。

こちらの記事でいったら
スウェーデンの船舶が資本集約財ですね。
ヘクシャーオリーンの定理についてわかりやすく解説

話を元に戻します。
1947年のアメリカは資本集約財が豊富だったわけですから
この資本集約財を海外に輸出した方が効率的なわけです。
ヘクシャーオリーンの定理についてわかりやすく解説

なのに、当時のアメリカは資本集約財を輸入していました。
この「???」な事実をレオンチェフさんが調べて発見したんです。

つまりヘクシャーオリーンの定理から考えると
豊富な資本集約財を輸出した方が得です。

でも逆に資本集約財を輸入していたことをレオンチェフさんが見つけたから
レオンチェフの逆説といいます。

ただ、別にヘクシャーオリーンの定理が間違いではありません。
ヘクシャーオリーンの定理は単純に労働と資本の2つに絞って
輸出した方が得か、輸入した方が得か
考えた訳です。

でも現実社会では資本と労働以外にも
いろんな要素がからみあって輸出するか
輸入するか決めています。

たとえば、関税の存在だってありますし
相手の国との友好関係維持のために
輸出したり輸入したりすることだってあるでしょう。

こういったいろんな事情を考慮すると
ヘクシャーオリーンの定理が当てはまらないような
ケースが発生することもあります。

これがレオンチェフの逆説です。