参考文献・URL
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物価の計算方法には
・ラスパイレス指数
・パーシェ指数
の2つがあります。
ラスパイレス指数(ラスパイレス方式)は
古い年の数量を基準に物価を計算する方法です。
これに対してパーシェ指数は新しい年の数量を基準にして物価を計算する方法です。
この記事ではパーシェ指数の計算方法を例題を使って解説します。
パーシェ指数の計算方法
例題
2000年は以下の通り
商品 価格 購入量
A財 300 40
B財 200 60
それから2016年は以下の通り
商品 価格 購入量
A財 500 40
B財 300 50
パーシェ指数は新しい年の数量を基準に物価を計算する方法です。
『新しい年』の『数量』を使うのがポイントです。
また物価を計算するときには
新しい年÷古い年
で計算します。
よって
(40×500+50×300)÷(40×300+50×200)
=(20000+15000)÷(12000+10000)
=35000÷22000=1.59
=(20000+15000)÷(12000+10000)
=35000÷22000=1.59
パーシェ指数は%で表現しますので
1.59に100(%)をかけて159%が答えです。
つまりパーシェ指数を使って物価を計算すると59%物価が上昇したとなります。
パーシェ指数はGDPデフレータで使用します。
では例題の問題をラスパイレス指数で求めたらどうなるのでしょう?
実際に計算してみました。
⇒ラスパイレス指数の求め方をわかりやすく解説