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1次試験

レバレッジドバイアウト(LBO)の意味をわかりやすく解説




LBO(レバレッジドバイアウト)は合併とか買収なんかの
お話と関連してくる用語です。

レバレッジドバイアウト=LBO
です。

今回の記事では
LBO(レバレッジドバイアウト)とはどういう意味を表す用語なのか
詳しく解説していきたいと思います。

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LBO(レバレッジドバイアウト)とはどんな意味?

レバレッジドバイアウト 意味

レバレッジドバイアウトのレバレッジはてこの意味です。
なので、てこの原理みたいな意味です。

たとえば、Xという会社がYという会社を買収したいとしましょう。
買収するということは大量に株式を購入して
自分の支配下に置くってことです。

もし株式の購入に成功すればXが親会社になって、Yが子会社になり
親会社Xは子会社Yを支配できることになります。

この辺は連結財務諸表のところで詳しく解説したので
気になる方はこちらの記事をご覧ください。
連結財務諸表とは?わかりやすく解説

先ほど株式の購入に成功すればと書きました。
どういうことか?というと、
普通、買収されそうになっているYは嫌がるんです。

誰だってそうだと思いますが、
人に支配されるのって嫌じゃないですか。

人って(会社も含めて)

・束縛されたくない
・コントロールされたくない
・命令されたくない
・他人にヘコヘコ頭を下げたくない
・口出しされたくない
・こき使われたくない

ですよね。

もし自分の会社が支配されたら
上記のようなことが現実に起こるかもしれません。

どう考えても嫌ですよね。

で、問題はXという会社がYという会社の株を大量に買う場合には
通常、巨額のお金が必要になります。

このお金をどうするか?という問題があります。
このお金をXという会社はYという会社の財産や将来のキャッシュフローを担保にして
金融機関から借りるという手段をとるんです。

要するにXは銀行から借金をします。
銀行から借金をしてYの株を買います。

ただ、借金をするにはふつう、担保が必要です。
では何を担保にするか?というと
特徴的なのは、買収されてしまうYの財産や将来のキャッシュフローを担保にして
金融機関からお金を借りるんです。

で、お金を借りてきて大量のYの株を買います。
相当ずるがしこいやり方ですね。

これがレバレッジドバイアウトです。

ただ、この方法は、かなりずるがしこいやり方なので
批判を浴びることがあります。

で、レバレッジバイアウトはXという会社にほとんどお金がなくても
Yという会社の財産を担保に入れることによって
お金を借りてきて買収して市上手うので
Xという会社は手持ちの資金が少なくてもいいんですね。

だからてこの原理が働いているということなんです。

ですから、小さい企業が大きい企業を買収するケースで
使われることが多いです。

以上で解説を終わります。