1次試験

マグレガーのX理論・Y理論とは?わかりやすく解説




前回の記事では
マズローの欲求階層説とアルダファーのERG理論について解説しました。
マズローの欲求階層説とは何か?わかりやすく解説
アルダファーのERG理論とは?わかりやすく解説

今回の記事ではマグレガーさんのX理論、Y理論とは何か
解説していきたいと思います。

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マグレガーのX理論、Y理論

マグレガーのX理論、Y理論は前回解説した
マズローの欲求階層説がベースになります。

まだ読んでいない方は
先にこちらの記事をご覧ください。
マズローの欲求階層説とは何か?わかりやすく解説

マズローの欲求階層説に基づいて
X理論とY理論に分けました。

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マグレガーのX理論とは?

まずX理論というのはマズロー欲求階層説でいう
生理的欲求と安全欲求という比較的低次元の欲求
です。

復習になりますがマズローの欲求階層説の図はこちらです。

マズローの欲求五段階説

ですから、このX理論というのは比較的低次元の欲求を強く持つ人間を
前提にしたモデルなんです。

どういうことかというと、
次元の低い欲求しか持ってないってことです。

逆にいうと高次元の欲求は持ってません。
たとえば夢の実現とかそういうことを考えてないってことです。

食欲とか、睡眠欲とか安全な家に住みたいとか
そういうことで精いっぱいの人たちっています。

で、こんな感じで比較的次元の低い欲求を持っている人たちは
基本的に仕事が嫌いなので、強制とか命令がなかったら
人間は動かないと考えます

これは以前解説したテイラーのいう科学的管理が
X理論に該当する人間に近い
って考えられます。
テイラーの科学的管理法をわかりやすく解説

要するに命令とかノルマとか強制とかないと
人間は動かないんだと考えるのがX理論なんです。
そのため性善説か性悪説かどちらか?というと
X理論は性悪説に近いです。

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マグレガーのY理論とは?

Y理論は夢を実現させたいんだというマズローの高次元の欲求を持つ人間を
前提にしたモデルです。

X理論と逆です。

たとえば、スケートの羽生結弦選手は
現在でも言わないかもしれませんが、いろんな夢を
持っているかもしれません。

彼にとってスケートというのはまさに
生活の一部であって自然のことのはずなんです。

別に誰かから強制されてスケートしているわけではないでしょう。
むしろスケートを奪われたくないでしょう。

ですから、スケートをするのは羽生結弦選手にとっては
自然のことなんです。

で、目標は自分で作り、
そして進んで自分で責任をとると考えました。
これがY理論です。

性善説、性悪説でいったらY理論は性善説に近い理論です。

X理論の人間観、Y理論の人間観なんとなく
理解していただけたのではないでしょうか。

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マグレガーのX理論、Y理論とは?結論

マグレガーさんはY理論に基づいた自主性を重んじる経営を主張しました。
要するにマグレガーさんはY理論が大事なんだと考えたんです。
性善説の方が大事だって言い換えることもできます。

Y理論による管理方法こそ
高次元の欲求を持つ現代労働者には適しているだろうと考えました。
自分で目標を決めて
自分でそれをクリアーするという力をその人自身に期待するわけです。

別に強制、命令はしない。
自分たちで動いてくださいと。

その方が管理するときは適しているだろうとマグレガーさんは考えたんです。

以上でマグレガーのX理論、Y理論についての解説を終わります。