1次試験

Y理論について例を挙げてわかりやすく解説




前回の記事ではX理論とはどんな理論なのか、
解説しました。
X理論とは?わかりやすく解説

X理論は貧しい時代に人間(労働者)に当てはまる理論でしたが
裕福な時代の人間(労働者)にはそぐわない理論でしたね。

そこでX理論を提唱したマクレガーさんは
Y理論を提唱しました。

Y理論というのは、
仕事で心身を使うのは遊んだり家で
ベッドに寝そべったりするのと同じくらい
人間にとって当たり前のことだと考えます。

そして人間というのは自分が関わった目的には
自ら頑張ってやるとかんがえるのがY理論です。

裕福な時代(現在)ではY理論に基づいて
より高次な欲求(お金でなく、スキルがアップするとか
みんなと仲良くするとか)に働きかけないと動機づけの効果が得られない
と考えます。

「???」となった方のために
具体例を挙げて説明しますね。

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Y理論の具体例

Y理論の例

Y理論の例としては
あなたは高校生で大学合格を目指しているとしましょう。

そして有名な〇〇予備校に通って勉強しているとします。
予備校からしてみたら大学受験に合格して欲しいと思っているはずです。

なぜなら生徒が志望校に合格すれば
そこの予備校の来年のパンフレットに「合格者1000人」とか
書けるので宣伝になりますからね。

ですが、予備校の講義を聴いただけ
志望校に合格レベルまで行くか?というと難しいでしょう。

講義を聴いた後、電車に乗ってテキストを読んだり
家に帰ってカリカリと問題を解いたりしないと
合格は難しいでしょう。

予備校としては
家での学習まで管理するのって難しいわけです。

そこで予備校は考えるわけです。
どうすれば生徒は一生懸命、自宅や電車の中でも
勉強してくれるのかな?と。

ここで、生徒ってどういう存在であるか?
仮定するかでやり方が変わってくるわけです。

たとえばX理論で考えると
生徒は勉強するのがそもそも嫌いだと仮定します。
嫌いなことをやらせるならアメとムチしかありません。
X理論とは?わかりやすく解説

生徒が志望校に合格したら受講料を全額返金します。
でも、合格しなかったら、受講料を2倍にするみたいな方法がアメとムチで
X理論的なやり方です。

これに対してY理論だと
生徒は勉強するのは嫌なことじゃないと考えます。
新しいことを知るってことは楽しいこと。

だからアメとムチみたいなX理論は意味がなく
マズローの自己実現欲求とか尊厳欲求に働きかけるのがよい
とY理論では考えます。
マズローの欲求階層説とは何か?わかりやすく解説

たとえば、全国公開模試の後、
1位の人とか2位の人を掲示板に貼る方法。

1位や2位の人にとっては名誉欲が刺激され
「どう!すごいでしょ!」とうれしくなって
もっと勉強を頑張るでしょう。

ただ、最近では個人情報の関係で
できない可能性もありますが。

他にも模試。
本試験は最後の最後にあるもので、
それまでありません。

勉強へのモチベーション維持が難しいです。
だから本試験まで、何回か模試を受けて
点数が上がった、偏差値が上がったみたいなことで
やりがいがアップし、自己実現欲求が刺激されます。

結果、日々の受験勉強を頑張れるわけですね。

これがY理論の例です。

以上で解説を終わります。