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1次試験

経済人仮説と経営人仮説とは何か?わかりやすく解説




前回解説したサイモンさんは
経済人仮説(最適化意思決定モデル)を批判して
経営人仮説(満足化意思決定モデル)を支持しました。
サイモンの意思決定プロセスについてわかりやすく解説

今回の記事では経済人モデルとは何か、
それから経営人モデルとは何か?わかりやすく解説したいと思います。

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経済人モデルとは?

経済人モデルとは

経済人モデルは最適化意思決定モデルともいいます。
経済人モデルの考え方は以前解説したテイラーさんの考え方に近いです。
テイラーの科学的管理法をわかりやすく解説

つまり人間というのは満足度を最大化する、儲けを最大化するといった感じで
最適な意思決定を行うことができるといったのが
経済人モデル(最適化意思決定モデル)
なんです。

テイラーさんのように科学的な管理をすると言っている人たちは
経済人モデルの考え方を採用しています。
テイラーの科学的管理法をわかりやすく解説

人間というのは最適化意思決定ができるはずだと
考えています。

どういうことか?というと
意思決定に必要な情報はすべて入手出来ていて
そしてすべての代替案が構築出来ていて
その中からベストな選択ができるだろうと考えるのが
経済人モデルの考え方
になります。

ところが経済人モデルの考え方は非現実的な考え方だと
言われています。

そこでサイモンさんは現実的な考え方である経営人モデルを採用します。

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経営人モデルとは?

経営人モデルとは

サイモンさんは経済人モデルを批判して経営人モデル(満足化意思決定モデル)が
人間として通常行う意思決定だと考えました。

人間は全知全能の神様ではありません。
人間の能力や合理性は制約があるだろうとサイモンさんは考えました。

ですからすべての情報を入手できるわけではないってことです。
情報を収集する力には制約があります。

経営人モデルとは

たとえば今から文房具を買いに行くとしましょう。
文房具なんてどこでも売ってます。
世界中どこでも売ってますね。

全世界で売っている文房具の情報を
いくらネットで検索したとしても手に入れることなんてできませんよね。
実際、ネットで売ってない文房具だってあるでしょうからね。

また、鉛筆を買うにしても、
「もっと書き心地のいい鉛筆がほしいな」
といった感じで、だんだん要求するレベルが上がります。
限界がありません。

なので、ある要求する水準に達したら
「ここでいいだろう」というところを経営人モデルでは決めます。
決めることを意思決定するといいます。

ただこの意思決定は明らかに妥協してますね。

「本当はもっと書き心地のいい鉛筆が欲しいけど、
これくらいのレベルで我慢するか」みたいな感じです。

もちろん、何店舗かの文房具屋さんに行って
ほしい鉛筆を探すわけです。
でもいつまでもお店をまわっても仕方ありません。

日が暮れちゃいますし、
私たちは鉛筆を買うために生まれてきたわけではありません。
だから妥協も必要なんです。

もし仮に満足できる鉛筆がない場合には
「まぁ、これでいいか」と求める水準を下げます。
これを希求水準を引き下げるといいます。

こうやって経営人モデルでは意思決定をします。
この考え方をサイモンさんは採用しているんですね。

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経済人モデルと経営人モデルとは?まとめ

テイラーさんが考えた経済人モデルは
真逆の考え方をします。
経済人モデルではすべての情報を入手して
あらゆる選択肢を設定し、その中からベストな物を選ぶことができるのが
人間だと考えました。

でもそんなことできないだろうといったのが
経営人モデルです。

中小企業診断士試験や公務員試験用に
覚えておいてくださいね。

以上で解説を終わります。