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1次試験

デシの内発的動機付け理論とは?わかりやすく解説

内発的動機付け理論 デシ




前回はブルームの期待理論について解説しました。
ブルームの期待理論とは何か?わかりやすく解説

ブルームの期待理論に対して
今度はデシの内発的動機付け理論(モチベーション理論)ってどんな理論なのか
解説したいと思います。

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デシの内発的動機付け理論(モチベーション理論)とは?

内発的動機付け理論 デシ

まず、内発的に動機付けられた活動って
どんな活動でしょう?わかりますか?

難しいですね。

そこで図を使ってわかりやすく解説しますね。

内発的動機付け理論

内発的に動機付けられた活動とは簡単にいうと
会社があって、⇒の上に書いてある、報酬などの外発的動機付けですが、
これは前回解説したブルームの期待理論です。
ブルームの期待理論とは何か?わかりやすく解説

プロサッカー選手が活躍して報酬もらったり
成功を信じる気持ちが誘意性につながるって解説をしましたね。
これはブルームさんの考え方です。

でもデシさんが提唱したのは内発的な動機付け理論です。

最近は仕事が終わったら、
頑張った自分に対するご褒美として奮発しておいしいものを
食べたり、みんなでカラオケに行ったりする人がいます。

これが内発的動機付けです。

要するに、ほかの人からの評価とか報酬ではなくて
自分で自分のことを評価するというのが内発的動機付けです。

たとえば、スケートの羽生結弦選手でいうと
彼にとってスケートは誰かから強制されて
厳しい練習をやっているわけではないはずです。

なんで練習しているか?というと
おそらく羽生結弦選手はお金でなくて
スケートそのものが生活の一部になっているんだと思います。

なので羽生結弦選手からスケートを奪ってしまったら
何も残らないでしょう。

それが内発的動機付けです。

たとえば、スケート選手にとっては
スケート自体が本人にとっては動機づけで
ほかに特に明確な動機付けはないってことです。

かわいい女性がいるからスケートをしようとか
お金をたくさんもらえるからスケートをするとか
外側にある動機づけよりも、
自分の気持ちの中で「スケートそのものが好きなんだ」
だからやっているとそれだけの話ってことです。

これが内発的動機付けです。

このことを専門的に説明すると
本人がやっている仕事以外には明白な報酬が見当たらないような活動を
内発的に動機付けられた活動
といいます。

羽生結弦選手にとってスケートをやっていることが喜びでなんです。

ここまでまとめておくと
ブルームさんは外発的な動機付けで
デシさんは内発的な動機付けです。

公務員試験や中小企業診断士試験受験生は
違いをよく覚えておいてくださいね。

以上で解説を終わります。