「ゴミ箱モデル」という用語を聞いて
どんなことを想像しますか?
やっぱりゴミ箱というくらいですから
いらないものを集めるようなモデルのことなんじゃないかな?
と考えた方も多いのではないでしょうか。
この記事ではゴミ箱モデルとはどういうモデルなのか
具体例を挙げながらわかりやすく解説していきたいと思います。
ゴミ箱モデルとは?

私たち人間は生きている間に、
いろんな問題が起こりますね。
上記図はゴミ箱という選択機会の中に問題や、その問題の答えが
ポンポン入っていくイメージ図となっています。
ポンポン問題や答えがゴミ箱の中に入っていくので、
ゴミ箱の中はグジャグジャになっていくわけです。
だからなぜゴミ箱モデルとゴミ箱という言葉が
使われているか?というと、
整理整頓されず、グジャグジャになっているからです。
問題や答えがどんどん、
ゴミ箱に入ってきて
これがある種のエネルギーになってきて
いつしかごみ箱の中で蓄積されて行って
偶然答えが見つかるという発想がゴミ箱モデルです。
もう少し学問的に解説しますと、
選択機会=ごみ箱です。
選択機会というゴミ箱の中に参加者が
問題や答えをどんどん投入し、
これらが偶然結びつき、
意思決定が行われるってことです。
ゴミ箱モデルとは
合理的でも論理的でもなく偶然、偶発的に答えが見つかるという
考え方のことをいいます。
具体例として考えると
ゴミ箱の中に問題や答えがどんどん入ってくる
そしてゴミ箱の中でグジャグジャになる。
で、ある日突然、答えが見つかる。
ただしこれは偶然なんです。
偶然というところがゴミ箱モデルでは重要です。
意思決定というのは論理的でも合理的なものでもないってことです。
以上でゴミ箱モデルについての解説を終わります。