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マクロ経済学で分析する3つの市場について詳しく解説




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(マクロ編) [ ティモシー・テイラー ]

マクロ経済学のマクロは大きいという意味です。
なのでマクロ経済学は国全体の経済を分析する学問ということになります。

で、分析するのは3つの市場になります。
この記事ではマクロ経済学で分析する3つの市場について
わかりやすく解説していきたいと思います。

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マクロ経済学で分析する3つの市場

マクロ経済学 市場

マクロ経済学には
・財市場
・資産市場
・生産要素市場

の3つの市場があります。

それぞれの市場ってどんなものなのか
解説していきますね。

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マクロ経済学で分析する財市場とは

財市場は生産物市場ともいいます。
財やサービスを扱っている市場のことです。

財市場

たとえばペットショップに行ってドッグフードを買う。
ペットショップからみるとドッグフードを売っているわけですね。
お客さんはドッグフードを買っています。

こんな感じでドッグフードみたいな物や
荷物を配達するといったサービスを売り買いする市場が財市場
です。

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マクロ経済学で分析する資産市場とは

資産市場はお金や債券のようなものを扱う市場になります。
たとえばお金を投資して債券を買ったり、
債券を売ってお金にかえたりすることを分析する市場です。

詳しくは以下の記事で解説しています。
貨幣の価値とは?分かりやすく解説

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マクロ経済学で分析する生産要素市場とは

財市場は物やサービスを売り買いする市場ですね。
で、物やサービスって人がいないと成立しません。

ドッグフードを作るのは機械がやっていることもありますが
ドッグフードをお店に並べるのは人ですし、レジでお客さんから
お金をもらうのも人です。

荷物をお客さんに手渡すのも人です。

また、ドッグフードを作ろうと思ったら、
製造する機械がないと、とてもじゃないですけど
大量に作れません。

ただ機械はタダでは手に入りません。
お金が必要です。
こういったビジネスをする上で必要なお金を資本といいます。
この資本は資産市場でいうお金とは少し意味合いが違います。

詳しくは生産要素市場のところで解説します。

あと、ドッグフードを売ったり作ったりするためには場所が必要ですね。

こんな感じで生産物を作るための
・労働(人)
・資本(お金)
・土地(場所)

を分析する市場を生産要素市場といいます。

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マクロ経済学で分析する3つの市場まとめ

こんな感じで
・財市場
・資産市場
・生産要素市場

という3つの市場を分析するわけですが
これらは複雑に絡み合っています。

でも、3つ同時に分析するのは、かなり難しいです。
なので、仮定を作って、1つ1つの市場を独立して分析します。

仮定を作るとはたとえば財市場を分析するとしたら
他の2つの市場(資産市場、生産要素市場)は一定とします。

資産市場を分析するときには
財市場や生産要素市場は一定とします。

こうやって分析しやすくします。

ここがわかっていないと
「どうして物価を一定にしているんだろう・・・」
と悩んでしまいますから気をつけてくださいね。