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中小企業診断士資格

社労士と中小企業診断士で難易度が高いのはどちら?




社労士と中小企業診断士だったらどちらの資格の方が難易度が高いでしょう?

というのも、どちらも独立開業できる資格ですし
社会人になってから資格取得を目指すことが多い点で似ています。

だからよく「中小企業診断士と社労士だったらどちらの資格の方が難易度が高いのかな?」
と気になっている方が多いわけです。

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社労士と中小企業診断士で難易度が高いのは?

難易度を比較するのによく使うのが合格率です。

社労士試験の合格率

平成20年度7.5%
平成21年度7.9%
平成22年度8.6%
平成23年度7.2%
平成24年度7.0%
平成25年度5.4%
平成26年度9.3%
平成27年度2.6%

平成27年度の合格率は2.6%と、恐ろしいくらい低い数字でした。

ただ、社労士試験の合格率はだいたい6%前後です。

中小企業診断士の難易度

これに対して中小企業診断士試験の合格率はどうでしょう?
中小企業診断士試験は1次試験と2次試験があります。

1次試験と2次試験のどちらにも合格して本当の合格です。

中小企業診断士試験の合格率は

平成20年度(1次試験23.4%、2次試験19.8%)
平成21年度(1次試験24.1%、2次試験17.8%)
平成22年度(1次試験15.9%、2次試験19.5%)
平成23年度(1次試験16.4%、2次試験19.7%)
平成24年度(1次試験23.5%、2次試験25.0%)
平成25年度(1次試験21.7%、2次試験18.5%)
平成26年度(1次試験23.2%、2次試験24.3%)
平成27年度(1次試験26.0%、2次試験19.1%)

上記の合格率を一瞬見ただけですと
社労士試験の合格率の方が中小企業診断士試験の合格率よりも圧倒的に低く見えると思います。

でも中小企業診断士試験の場合、1次試験と2次試験の両方に合格しないと最終合格とはいえません。
中小企業診断士試験の場合、1次試験に合格した者のみ
2次試験を受験できるのです。

と考えると、中小企業診断士試験の場合
1次試験の合格率×2次試験の合格率が社労士試験の合格率と比較できるわけです。

たとえば平成20年度の中小企業診断士試験の場合
0.234×0.198×100%=4.6%となります。

社労士試験の合格率がだいたい6%なのと比べて
中小企業診断士試験の方が最終合格という観点では合格率が低いわけです。

したがって難易度は社労士試験より
中小企業診断士試験の方が高いといえます。

社労士の難易度

あと、中小企業診断士の場合、1次試験は科目合格制です。
一度にすべての科目に合格する必要はありません。

1科目でも合格していれば、来年の試験では
それ以外の科目を受験し合格すれば2次試験を受験できます。

これに対して社労士試験には科目合格制はありません。
社労士試験の場合、落ちたらまた来年すべての科目を受験する必要があります。

合格率と科目合格制の両方をあわせて社労士と中小企業診断士の難易度を考えると、
どちらの方が高いとはいいきれないと感じます。

また社労士試験は単純な暗記量が中小企業診断士試験より多いです。
たとえば社労士試験の中で、雇用保険法を挙げてみます。

失業した場合に失業保険がもらえる場合がありますが待機期間があります。
待機期間の日数は暗記以外にありません。

これに対して中小企業診断士の場合、暗記以外にも計算問題もあります。
経済学や財務・会計は計算問題も多数出題されます。

そういった意味では社労士試験は暗記が得意な人に向いていますし
中小企業診断士試験は暗記以外にも計算が得意な人に向いています。