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1次試験

価格弾力性の求め方を例題を使って解説




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(マクロ編) [ ティモシー・テイラー ]

この記事では価格弾力性とはどういうものか解説し、
それから、価格弾力性の求め方を例題を使って解説していきます。

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価格弾力性とは?

需要の価格弾力性をed、
xを需要量、pを価格とすると

価格弾力性 求め方 例題

となります。
⊿pは価格の変化量、⊿xは需要量の変化量です。

需要の価格弾力性とは価格が1%変化したとの
需要量の変化のこと
です。

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価格弾力性の求め方を例題で理解

例題

ある財の価格がはじめ1000円でしたが
800円になり、需要量が1000単位から1200単位まで増加しました。
この財の価格弾力性はいくらでしょう?

ただし、基準は当初の価格と需要量とします。

この例題は価格弾力性を求める問題ですから
さっき解説した式を使いましょう。

価格弾力性 求め方 例題

ここで重要なのが⊿pと⊿xの扱いです。
⊿は変化量です。
また基準は当初のものです。

なので、pは1000円ですし、xは1000単位です。

たとえば⊿pは1000円から800円に減少したので
(800-1000)=-200となります。

⊿xは1000単位から1200単位に増加しているので
(1200-1000)=+200
となります。

これらを価格弾力性の式に代入します。

価格弾力性

価格弾力性の式はマイナスが最初からついていますね。
マイナスとマイナスでプラスになるので
最終的には1となりました。

以上で価格弾力性の求め方についての解説を
終わります。