参考文献・URL
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この記事では価格弾力性とはどういうものか解説し、
それから、価格弾力性の求め方を例題を使って解説していきます。
価格弾力性とは?
需要の価格弾力性をed、
xを需要量、pを価格とすると
となります。
⊿pは価格の変化量、⊿xは需要量の変化量です。
需要の価格弾力性とは価格が1%変化したとの
需要量の変化のことです。
価格弾力性の求め方を例題で理解
例題
ある財の価格がはじめ1000円でしたが
800円になり、需要量が1000単位から1200単位まで増加しました。
この財の価格弾力性はいくらでしょう?
ただし、基準は当初の価格と需要量とします。
この例題は価格弾力性を求める問題ですから
さっき解説した式を使いましょう。
ここで重要なのが⊿pと⊿xの扱いです。
⊿は変化量です。
また基準は当初のものです。
なので、pは1000円ですし、xは1000単位です。
たとえば⊿pは1000円から800円に減少したので
(800-1000)=-200となります。
⊿xは1000単位から1200単位に増加しているので
(1200-1000)=+200
となります。
これらを価格弾力性の式に代入します。
価格弾力性の式はマイナスが最初からついていますね。
マイナスとマイナスでプラスになるので
最終的には1となりました。
以上で価格弾力性の求め方についての解説を
終わります。