産業集積とは?メリットとデメリットについても解説

産業集積とは メリット デメリット




今回は産業集積について解説します。
産業『集積』の『集積』は集まっているという意味です。

なので、産業集積とは会社が集まっていることをいいます。
イメージとしては工業団地ですね。
ただ、いろんな会社が集まりさえすれば
産業集積という定義に当てはまるわけではありません。

たとえば、適当にパソコンを作る会社があって
車が作る会社があって、着物を作る会社があっても
それだけで産業集積とは言えないんです。

産業集積というためには2つの要件をクリアーする必要があります。

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産業集積とよぶための2つの要件とは?

産業集積

先ほども解説しましたが産業集積とは
単純に企業の集合というわけではありません。

2つの要件をクリアーして初めて産業集積と呼ぶことができるんです。

要件1.切磋琢磨できる環境があるか

単純に企業が集まっているだけでは産業集積とはいえません。
お互いの企業が切磋琢磨しあって
成長できる環境が必要です。

要件2.コミュニケーションがとれる環境

近くに会社があるけど、
その近くの会社は何をやっている会社か
わからないようでは産業集積とはいえません。

産業集積

たとえば、団地で隣の家の住人と
あいさつも交わしたことがないし、
どんな人かもわからないようでは
何の関係もない赤の他人ですよね。

たとえばあなたの家でお好み焼きを作ることになったとして
ソースがなかったとします。

そんなときに隣の家の住人に
「すみません、ソースを貸してもらえませんか?」
みたいな関係性が産業集積のような関係性です。

これと同じである企業から
「Aという部品を作ってほしいんだけど」と依頼された。
でも、依頼された企業は「どうやったらAという部品ができるんだろう・・・」と困るケースだってあるでしょう。

そんな場合、近くにある別の企業に外注して
Aという部品を作ってもらい、依頼主の要望にこたえる
というのがコミュニケーションがとれる環境です。

こういう環境がないと産業集積とはいえません。

こんな感じで他の企業はどんなことをやっているのか
どんなことができるのか、知っていて
コミュニケーションがとれる環境が産業集積です。

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産業集積のデメリットとは?

産業集積でデメリットが発生するケースで多いのは
たいてい、大企業がその地域に進出してきたケースです。

たとえば、進出してきた大企業がその地域の中小企業に
部品を発注するとします。

そんな場合、部品を仕上げてもらうまでの納期が
短すぎて対応できないケースがあります。
また、部品1個あたりの単価が安すぎて
地元の企業では赤字ぎりぎりになってしまうケースもあります。

かといって、新しい機械を購入して効率よく
部品を作ることもそう簡単にはできません。

新しい機械を購入するには多額のお金が必要だからです。

大企業ですから、取引先なんていくらでもあります。
なので、ある意味上から目線のお願いをされることがあるんです。

こんな感じでお得意様となるはずの大企業が
進出してきても、要望に応えられず
大きな利益を生むことができないというデメリットが
産業集積にはあります。

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産業集積のメリットとは?

先ほどの産業集積のデメリットですが、
もし、大企業からの要望に応えられたら
これはメリットに代わってきます。

たとえば今まで作るのに時間のかかっていた部品が
大企業からの要求に応えて短期間で
作るようになったとしたら・・・

これはメリットですね。

短期間で部品を作れるようなノウハウが構築されたわけですから。
また単価の安い部品の製造でも利益が出せるようになったなら
これも経費削減のノウハウが構築できたわけなのでメリットになります。

こうやって経営の効率化に
つながっていくというメリットもあります。

以上で解説を終わります。



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