この記事ではオグバーンの家族機能縮小説についてわかりやすく解説していきます。
オグバーンの家族機能縮小説とは?
核家族とは一組の夫婦と未婚の子供からなる家族のことです。
あらゆる家族バリエーションの最小単位が核家族だということです。
この核家族についてオグバーンは以下のように主張しています。
『産業化が進んだことによって家族機能が縮小した』と。
オグバーンによると家族の機能はどんどん小さくなり
縮小化されていると主張しました。
かつて家族が持っていた様々な機能は
外部の専門的な機関が担当するようになっています。
たとえば教育という機能は学校が代替しますし
宗教という機能は協会が代替します。
こんな感じで様々な家族が持っていた機能は
外部の専門的な組織にゆだねられるようになって
家族そのものに残っている機能はどんどん縮小化されていきました。
現在残っているのは『愛情』だけだとオグバーンは主張しました。
時代の変化とともに家族の機能は外部の専門的な組織に委ねられるようになって
家族そのものが持つ機能はどんどん小さくなっているというのを
家族機能縮小説といいます。
続いてマードックの核家族普遍説について解説します。
⇒核家族普遍説とは?わかりやすく解説
【家族】
核家族普遍説→マードック
家族機能縮小説→オグバーン— 社会学 (@txc_key) April 3, 2023