前回の記事では核家族普遍説について解説しました。
⇒核家族普遍説とは?わかりやすく解説
前回の記事の中で拡大家族について説明しているのですが、
今回の記事では修正拡大家族についてわかりやすく解説していきたいと思います。
ちなみに拡大家族とは結婚しても家にとどまり続けて
二世帯、三世帯と同居していくような家族の形態のことをいいます。
修正拡大家族とは?
日本でも昔は農業や自営業が中心の社会でした。
時代に流れを見る!昔は農業中心の時代でした。そして資本主義が始まり、お金が大事になりました。情報革命が起きて知識主義等と言う人も出てきました。これからは感性主義かもしれません。私はどういう意思を持って何がしたいのか?にフォーカスした脳の使い方をしたら良いかもね?
— 大竹瑞穂 (@sNWt0uNlO6T3u5c) February 27, 2022
竹田なんとかさんのつい見てきたけど面白いね
「日本の伝統的な家族制度が崩壊する」ってさ
核家族化が進んだり、農業中心の「家」制度が崩壊してる現在、家族の在りかた自体が昔と違うのに
時代遅れと伝統は違うからね?— なめこ@MMD (@nameko_MMD) December 17, 2015
農業や自営業の特徴というのは
1つは家が仕事場ということです。
農家だったら家の目の前に畑が広がっていますし
自営業だって家でそのまま仕事をするわけです。
まあ農家なんで通勤時間0なんですけどね
— 復活のカブボゥイ (@cabboowy) September 27, 2010
また、農業、自営業の2つ目の特徴としては
子供でも老人でも労働力としてカウントできるところですね。
筋肉ムキムキでなくても草むしりくらいだったら老人でも小さな子供でもできます。
『食べ物を粗末にしたら罰が当たる。」子供の頃、ばあちゃんに良く聞かされた言葉だけど、その意味が深いところで理解できたのは、延々と続く畑で、農家のおばあちゃん達と、何日も草むしりをしたときの事だ。 #爺メモ
— まさし@WordPress推し (@eaudevie88) November 21, 2017
ということは自営業、農業の時代というのは
家族が多いとそれだけ労働力が確保できるということです。
昔の農家とかが子沢山だったのは、農業は田植えや収穫期には多量の労働力が必要で、その時だけタダ働きしてくれる人手を欲したから。つまり今の外国人技能実習生みたいなことを子供がやっていた。子供という労働力は、かつての農家には不可欠だった。しかし現代では機械化などで、左様な必要は薄れた→ https://t.co/tfiEF7cFbt
— はんてん@モデルナフルチン (@lister004) December 29, 2019
昔の農業は現在の農業みたいに機械化されていませんからね。
とにかく昔の農業はたくさんの労働力が必要だったわけです。
だったら大家族で暮らした方が、そのまま労働力が確保できていい感じです。
だから昔の農業中心の時代は拡大家族が適していました。
ですが、現在はどうでしょう?
現在の日本だと約9割がサラリーマンです。
自営業、農業は1割くらいです。
フェミニストの言う「女性は家に押し込められていた!」という主張には疑問が残る
戦後間もない時期までは労働者の9割が農家もしくは零細の自営業だった
子守りしながら働いていたのは当たり前で、現代の労働者の9割がサラリーマンの時代とは勝手が違う
生活と仕事が分離したのはつい最近— マモ (@artail_unicorn) October 20, 2019
9割がサラリーマンということは
家と職場は違う場所にある人がほとんどだということ。
バスに乗って、電車に乗って職場に通勤するのが普通のことなわけですね。
サラリーマンの通勤時間、何もしないとこれだけでも人生のうちの2年ぐらい無駄にしている。何もしない時間ほどもったいないものはないし、その時間を使ってツイッターのフォロワー増やしてアフィリエイトでもして稼いだ方が良い。
— 圧倒的マインド Yosi (@kaityuooyosi1) March 13, 2022
ですが、昔の農業みたいに子供を職場に連れて行くのも難しいでしょう。
満員電車に子供を乗せるだけでも周りの人に怒られそうです。
子連れ出勤OKにしようと言う動きが出ただけで、目くじら立てて満員電車に子供とか舐めてるの!?(怒)みたいな馬鹿なツイート流れてくるんだけど、
子連れOKも選択肢に増えたよ!選べるよ、良かったね!
でいいんじゃないの?
ほんと、9割以上の人が、何を選んでも文句言うやつうぜぇって思ってるよ
— かえでん (@kaeden02_goods2) February 29, 2020
となると、昔みたいに大家族で同居する意味がほとんどないわけです。
昔と比べると引っ越しも多いですから大家族は不便ということです。
なんか、高校とかでちゃんと日常の常識とか学ぶべきだよ。
引っ越しこんなにしなきゃいけないこと多いって知らなかった。
まじで学校で教えるべき。。
特に現代なんてネットほぼほぼ当たり前なんだから実家がいかに素晴らしい場所だったか実感しました。
— きょちゃん (Apexモバイル) (@Mame_siba17) November 9, 2021
ということで近代化になり核家族だけで暮らすようになっていったわけですね。
こんな感じで家族はバラバラになっていったとパーソンズは考えました。
ですが、別居したからといって家族が壊れたとはいえないと『リトワク』さんは考えました。
社会学、家族:パーソンズは産業化による拡大家族の崩壊を説いたが、リトワクによれば崩壊したのは古典的拡大家族であって、現代的変形である修正拡大家族は今日なお重要な機能を果たしているとする。
— 公務員試験対策bot2 (@koumuinbot2) January 12, 2022
今だったら電話やLINEもあります。
離れて暮らしているからとって家族がバラバラになったわけではありません。
離れて暮らしていても同居しているのと同じくらいつながりを持っているということはあり得ます。
リトワクさんは拡大家族の定義を広げます。
もし同居していないとしても
同居しているのと同じような経済的心理的関係を結んでいたら
それも拡大家族に含めようとリトワクさんは考えました。
これが修正拡大家族です。
拡大家族の定義を広げた拡大家族だから修正拡大家族です。
リトワクは,産業化が進み所得が向上することで親子別居となり核家族化が進んでも,交通・通信手段の発達によって,成人後の子と親の関係は引き続き維持されると考え,外見上は核家族にみえる家族を修正拡大家族と定義した。
別居していても協力し合っている家族 修正拡大家族— Xyzal (@xyzal10mg) December 8, 2020
以上で解説を終わります。