今回の記事では『訓練された無能力』について解説していきます。
訓練された無能力で爆笑してる pic.twitter.com/2GbPt9UQb3
— ゆう。 (@yuuuuuuuu0919) January 9, 2022
訓練された無能力
【官僚制】
R.K.マートン・官僚制の逆機能
ウェーバーは官僚制の顕在的順機能しか見ていない目標の転移→規則の遵守が目的化する
訓練された無能力→専門的訓練を受けたため変化に対する柔軟性がなくなる
非人格性→人格的個別的対応を求める顧客とトラブルに→常に逆機能ではない
— 社会学BOT (@syakaigakubot) February 15, 2022
訓練された無能力はもともとは『ソースタイン・ヴェブレン』の言葉です。
でも、最終的にはマートンが主張したことで有名です。
で、訓練された無能力は別の言葉でいうと『専門バカ』のことです。
「金槌をもっていれば全ての物が釘にみえる。」とのこと。専門バカ、訓練された無能力という解釈であっているのか、ちがうのか。少しばかり知識があるつもりで変なアドバイスやらしてる、ような。耳が痛い。
— はなはな (@wXBoA1vRelyOjh0) August 11, 2019
特的分野に訓練されすぎていて
かえって他のことに対応できなくなる
つまり、訓練されすぎた結果、他のことに対しても無能力になってしまうというのが訓練された無能力です。
【官僚制】
R.K.マートン・官僚制の逆機能
ウェーバーは官僚制の顕在的順機能しか見ていない目標の転移→規則の遵守が目的化する
訓練された無能力→専門的訓練を受けたため変化に対する柔軟性がなくなる
非人格性→人格的個別的対応を求める顧客とトラブルに→常に逆機能ではない
— 社会学BOT (@syakaigakubot) February 22, 2022
たとえば、アメリカの1960年代のベトナム戦争。
60年代にVサインはヒッピーによって平和のシンボルとなった。ベトナム戦争の真っただ中、ヒッピーは反戦の連帯感を高めるように互いにVサインを送り、コンサートなどでVサインを掲げた。Vサインはピースサインと呼ばれるようになり、カウンターカルチャーを象徴する行為でもあった。
— Susumu Hirasawa (@hirasawa) February 20, 2022
アメリカの若者はベトナムの戦地に行って戦っていました。
そのあと戦争が終わってアメリカに戻ってくるわけです。
ただ、アメリカの現実に対応できなくて
かなり苦しんだそうです。
戦場ではいつ敵が攻めてくるかわかりません。
だからちょっとした物音でも目を覚まして反応してしまいます。
これは戦場で生き残るためには必要です。
でも平和なアメリカではそんなのは不要です。
むしろちょっとした物音でも目が覚めるようなら
夜眠れなくなります。
兵士として訓練されすぎた結果、
普通の平和な状態には対応できなくなったということです。
ヴァイオレットみたいな人、第二次大戦後とかベトナム戦争後とか、いたんだろうな・・
戦地から戻ってきたが、どうすればいいかわからない人
— おいモザさん (@oideyototuka) October 29, 2021
アメリカ軍は、発砲率の実績評価をして、訓練によってベトナム戦争の時には90%以上の発砲率を実現したそうです。ただ、その兵士たちが戻ってきた後、平時に適応が難しくなってしまったと。
— Yasunori Hosokawa (@yhosok) August 25, 2009
以上で解説を終わります。