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一般知識

役割葛藤の具体例

役割葛藤 例




この記事では役割葛藤の具体例について解説します。

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役割葛藤の例

役割とは?

果たさなければいけない権利と義務の両方の側面を持ったものを役割と言います。
そして役割には権利と義務の両方を含みます。

役割葛藤の具体例について分かりやすく解説

例えば課長という地位に対する役割があります。
周りはそういうものを遂行するようにということで
課長に期待をするわけです。
課長はその期待に応えていかないといけません。

でも一人の人間には複数の社会的地位が与えられています。
例えばあなたがサラリーマンで結婚していて子供がいるとしましょう。
とすると

・サラリーマンという社会的地位
・子供にとっての父親という地位

があなたにはあることになります。

たとえば土曜日に
サラリーマンとしての仕事が入ったとしましょう。
具体的には「お客さんがあなたに相談にお店に来るから
土曜日出勤してください」
と会社からいわれたみたいなケースが考えられます。

でも、土曜日に父親として子供と遊ぶということも
あなたには求められるかもしれません。

すると一人の人間が複数の役割を担っていかないといけません。
だから次の土曜日にあなたはどういう行動をとるのか?
ということでジレンマに陥ってしまいます。
たださすがに会社から「土曜日に出勤してください」
といわれたら、会社に出勤する方が多いでしょう。
となると仕事の方を重視しているってことです。

子供に対しては
「次の土曜日は遊べないけど、
別の休日に遊ぼうね」と納得してもらったとしましょう。

こんな感じで一人の人間が複数の地位を持つことによって
それぞれの地位からその人に要請される役割があるわけです。
こんな感じで同じ日に仕事と子供と遊ぶみたいに
役割と役割がぶつかる場合があります。

そういう中で役割葛藤で苦しむことがあるわけです。
まさに同じ日に発生した仕事と子供との遊びが役割葛藤の具体例です。

一人の人間にはたくさんの地位を持っているものです。
そして一つの地位にはそれぞれの役割が存在します。
これが相互に矛盾することこそが役割葛藤です。

では役割葛藤は誰が述べた言葉なのでしょう?
R.K.マートンさんです。

以上で役割葛藤の具た例についての解説を終わります。