※アフィリエイト広告を利用しています

一般知識

国家の三大要素(国家三要素説)とは?わかりやすく解説

国家 三大要素




今回の記事では国家の三大要素(国家三要素説ともいいます)とは何か、
わかりやすく解説していきます。

スポンサードリンク




国家の三大要素(国家三要素説)とは?

こちらの方のツイートはかなり深いことが書かれていたので
ピックアップさせていただきました。

このツイートは国家の三大要素が理解できていれば
「あぁ、なるほど」と感じれるので、
ぜひ最後までご覧になっていただければうれしいです。

あなたは国(国家)っていつころからあったかご存じですか?
「平安時代だって国はありましたよね?」
って思った方もいるかもしれませんね。

今の国家、今の日本国という国家はいつころからの国家か?
というと、近代国家といわれています。

近代国家というのは3つの要素がないと国家といいません。
それを国家三要素説(国家の三大要素)
といいます。

まず国を考えた時に
この場所が日本という国だというなら
領土がないと国って言いませんよね。

「ここは日本という国だよ」
って主張するなら、領土、空まで含めたら領空、海まで含めたら
日本という国を取り巻いている領海、つまり『領域』が必要です。

「ここからここまでが日本ですよ」という領域です。
空と大地と海ですね。

また、国には人が住んでいるのは当然のことでしょう。
しかもそこに国籍がある人が住んでいる必要があります。
これを『国民』といいます。
当然のことですね。

で、領域に住んでいる国民はその国の在り方を
最終的に自分で決めることができないといけません。

住んでいるところの物事を決定できる権利を主権といいます。

なので、

国家の三大要素とは

・領域
・国民
・主権

の3つです。

近代国家はいつ誕生したの?

だから近代国家といわれた時に『領域』『国民』『主権』という3つの要素がないと
国家とは呼びません。

ところで国の在り方を最終的に決める権利を主権といいますが
国家に主権がある場合、これを『主権国家』といいます。

主権国家は17世紀から出てきます。
つまり、17世紀以前は主権という言葉は出てきません。
だから近代国家は17世紀以降の国のことを指します。

主権国家はウェストファリア条約によって生まれました

それから、
この国は自分のものだ。この国に対して私は帰属意識を持っているという場合を『国民国家』といいます。
国民国家は18世紀以降です。
国民国家はフランス革命よって生まれました。

スポンサードリンク




国家の三大要素まとめ

国家の三大要素とは

・領域
・国民
・主権

の3つです。

国家というのが近代になって出てきて、
主権国家は17世紀のウェストファリア条約、
国民国家は18世紀のフランス革命で誕生しています。

以上で解説を終わります。