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動物関係

子犬と子猫に潜む危険:低体温による負の連鎖とは?【獣医師解説】

子犬 子猫 低体温




愛するペットの健康は、家族の幸せの鍵です。
しかし、知らず知らずのうちに、
子犬や子猫にとっての見えない危険が潜んでいることをご存じでしょうか?
今日は、獣医師として低体温がもたらす「負の連鎖」とその対策について、お伝えします。

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子犬と子猫に潜む危険:低体温

子犬子猫は低血糖を起こしやすいって知っている方は多いです

子犬 子猫 低体温


この前、子猫が体調不良で診察に来たんです。
プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ

いろいろな原因があったのですが、
その中でも特に低血糖が問題でした。

実は、最近、飼い主さんたちの間で、
子猫や子犬などの若いペットが低血糖になりやすいことが
よく知られるようになってきています。

低血糖というのは食事の間隔が長くなりすぎると
血糖値が下がってしまう状態のことです。
まだ知らない方もいらっしゃると思いますが、
低血糖について理解している飼い主さんが増えていると感じています。

子犬子猫が低体温を起こしやすい事実を知らない方が多い

子猫の低体温

ただ、意外と知られていないのは
子猫、子犬という小っちゃくて若い子というのは
低体温になりやすいということです。

子猫や子犬が低体温になりやすいって知っていましたか?実は、
子猫や子犬のような小さくて若い動物は、
体温が下がりやすいんです。
特に子猫に多いんですよ。

飼い主さんが一生懸命お世話をしていても、
体が冷えてしまうことがあるんです。
でも、このことをまだ知らない飼い主さんも多いんですね。
だから、子猫や子犬を飼っている方は、
特に体温管理に注意しましょう。

子犬子猫が低体温を起こすことで起こり得る危険性とは?

低体温で腸の動きが悪い子猫

子犬や子猫が低体温になると、
体の中の消化器官がうまく動かなくなるんです。

これは、体が寒さに反応してエネルギーを節約しようとするからです。
低体温の状態だと、ミルクを飲んでも、
その栄養をちゃんと吸収できないんですよ。
腸の動きが遅くなったり、
時には止まってしまったりすることもあるのです。

子犬子猫が低体温にさせないための対策

低体温の子猫

特に冬の寒い時期には、
子猫のお世話に注意が必要です。
この前、子猫のお世話をしている方が診察に来られたんですが、
その子猫はとても寒さに苦しんでいて、
体温が測れないほど低くなっていたんですよ。

寒すぎると、子猫の体の中の腸が動かなくなってしまうので、
ミルクを飲んでも栄養が吸収されないんです。
だから、子犬子猫を暖かく保つことは、とても大切なんですよ。

生まれたばかりの子犬や子猫は、
自分で体温を調節する能力がまだ十分に育っていないため、
とっても寒さに弱いんです。

ですから、飼い主さんやお世話をする方は、
子犬や子猫が暖かい環境に
いられるようにしてあげる必要があります。

寒いと子犬や子猫の体温が下がってしまって、
腸の動きが悪くなり、下痢をしたり脱水症状になることがあります。
これが原因で、残念ながら亡くなってしまうこともあるんですよ。

だから、今、子犬や子猫を育てている方は、
特に温度管理の大切さをしっかりと理解しておいてください。
彼らの健康を守るために、
暖かくしてあげることがとても重要なんです。

体を温め合う子猫たち

子犬や子猫をお家に迎える時、
一番大切なのは子犬子猫を暖かく保つことです。

普通、子猫や子犬は、母親や兄弟と
くっついて体を温めるんですけど、
それができない時は、私たち人間が彼らのために暖かい環境を
作ってあげる必要があります

湯たんぽに温まる子犬

例えば湯たんぽやお湯の入ったペットボトルを
使うなら子犬子猫の皮膚に直接当たらないように、タオルを巻くようにしてください
またお湯が飛び出して来たら
低温火傷でなく火傷してしまいかねません。
フタはしっかりとしめましょう。
それから「この子、寒いだろうな」と思って
ケージ全体を湯たんぽなどで敷き詰めるのはやめましょう。

その子にとっては暑すぎる可能性もあるからです。
その子が熱いと感じた時に逃げられるように
湯たんぽなどを配置させましょう。

そして、子犬や子猫が暖かい場所と涼しい場所を
自由に行き来できるような環境を整えてあげてくださいね。

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子犬と子猫に潜む危険、低体温による負の連鎖とは?まとめ

子犬子猫は寒さに弱い

子犬や子猫は、とっても寒さに弱いんですよ。
彼らはまだ自分で体温を調節することがうまくできないから、
外の気温が低いと、体温も下がりやすくなるんです。

体温が下がると、子犬や子猫の体は食べ物をうまく消化したり、
栄養を吸収したりする力が弱くなります。

その結果、腸の動きも悪くなってしまうんです。
栄養がしっかり吸収されないと、
消化されなかった食べ物がお腹に残っちゃいます。
この食べ物がお腹の中の水分を吸って便を柔らかくしたり、
水っぽくするんです。

そして、食べ物が腸の中の細菌によって分解されると、
ガスがたまったり、お腹が刺激されたりして、
便が早く出てしまうことがあります。
これが、下痢になる原因なんです。

特に、小さな子犬や子猫の場合、寒さで体温が下がると、
栄養の吸収が悪くなりがちです。
これが下痢を引き起こすことがあるので、
寒い時期には特に気をつけて、
暖かくしてあげることが大切ですよ。

成犬成猫も寒さには気をつけた方がよい

成犬や成猫になると、
寒さに対する心配はそんなに必要ないかもしれませんが、
それでも寒すぎると、お腹を壊したり、
体調を崩しやすくなります。

だから、寒い時期には、
気温にも気をつけて、ペットの健康に配慮してあげてくださいね。

今回の記事は以上になります。