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動物関係

「猫の置き餌」にメリットはある?獣医師が解説する健康への影響

猫への置き餌がもたらす驚きのメリット




愛猫の健康と幸せを第一に考える飼い主さんにとって、
「猫の置き餌」は正しい選択なのでしょうか?
この疑問に、獣医師が科学的根拠に基づいて明確に答えます。
プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ
置き餌の習慣が愛猫の健康に及ぼすメリットや
飼い主さんが知っておくべきポイントを分かりやすく解説します。

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猫の食事の与え方には置き餌とあともう1つある!

猫への置き餌がもたらす驚きのメリット
猫ちゃんのご飯のあげ方には、

・置き餌
・時間を決めてあげる

の2つの方法がありますね。

時間を決めて猫に食事を与える方法

多頭飼い

置き餌の代わりに、
ご飯を少しずつ決まった時間にあげる方法があります。

このやり方は、ご飯の時間、量、回数を決めてあげることで、
猫ちゃんが食べ過ぎて太らないようにするためです。
ちょっと肥満気味の猫ちゃんには、
この方法がおすすめですよ。

ご飯をあげる時間や回数は、飼い主さんの生活に合わせて、
少し工夫が必要です。
例えば、朝と夜の2回だけだったご飯を、
朝、夕方、夜の3回に増やすなど、
できる範囲で試してみてください。

そして、決まった時間にご飯をあげることの一番のいいところは、
健康チェックがしやすくなることです!

毎日同じ時間にご飯をあげると
猫ちゃんがどれくらい食べたかよくわかります。
これによって、「いつもと違うな」という変化に早く気づけて、
猫ちゃんの健康を守ることができます。

まるで、お母さんが子供のおやつを管理するように、
猫ちゃんの食事管理も大切なんですね。
家族みんなが健康でいられるように、
日々の小さな変化に気を配りましょう。

猫の置き餌に対するよくある誤解とは?

猫の置き餌に対するよくある誤解

猫ちゃんは、ちょっとずつ何回もご飯を食べるのが自然なんです。
だから、できれば1日のご飯を小さい分に分けて、
何回かにしてあげるといいんですよ。
でも、私たちが忙しいと、それが難しい時もありますよね。

そこで登場するのが「置き餌」です。
置き餌っていうのは、ご飯をいっぱい出しておいて、
猫ちゃんがお腹が空いたときに好きなだけ食べられるようにする方法です。

食べる量が少ない猫ちゃんや、
体が大きくて元気がいっぱいの猫ちゃんには、
この方法が合っています。

でもね、「置き餌はいけない」と言われることもあるんです。
それは、猫ちゃんがいつでも食べられるから、
ちょこちょこ食べてしまい、
ご飯の回数が一定にならないからです。
でも、これはちょっとした誤解なんです。

例えばテーブルの上に置いてあるお菓子をついつい食べ過ぎてしまうのと同じで、
食べ物がいつでもあると、食べ過ぎてしまうことがありますよね。
でも、それがいけないわけではありません。

大事なのは、バランスです。
猫ちゃんが健康で、元気でいられるように、
食事の量や回数を見守ってあげることが大切です。

置き餌でも、猫ちゃんがちょこちょこ食べるのを
上手にコントロールできれば、
とっても便利な方法なんですよ。
だから、猫ちゃんの健康を守りながら、
生活に合わせたご飯のあげ方を見つけましょう。

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猫の置き餌にはどんなメリットがある?

自由採食する猫

置き餌について、
以前お話ししたデメリットがあることは事実です。
猫の長生きの秘訣!置き餌をやめるべき7つの理由【獣医師からのアドバイス】

ですが、うまく管理できていれば、
猫ちゃんにとって「いつでも自由にご飯を食べられる」環境は、
実はとても良いことなんですよ。

たとえば、お子さんが小腹が空いたときに
いつでも果物を食べられるようにしてあげるのと同じですね。
健康的なフルーツを自由に取れるのは、
子供にとって嬉しいことですし、
バランスの良い食生活にもつながります。

この「いつでも自由にご飯が食べられる」ことを
『自由採食』と言います。

猫ちゃんは、自然の中ではちょこちょこ食べる習慣があります。
野生のネコ科動物が小動物を何度も狩って食べるように、
猫ちゃんも少しずつ何回もご飯を食べる方が、
その体には適しています。

つまり、ちょこちょこ食べることで、
食べ物を消化しやすくなっているんです。

だから、「危ない危ない」と言われる置き餌も、
しっかり管理すれば、
猫ちゃんが自然に近い食生活を送るのに役立つんです。
ちょうど、お母さんが家族の健康を守るために、
食事の管理をするように、
猫ちゃんの食事も考えてあげることが大切ですね。

置き餌のメリット

猫ちゃんが一度にたくさんご飯を食べられないとき、
1日に何回かに分けて少しずつ食べさせる方がいいですよね。
でも、ご飯の回数を決めてしまうと、
猫ちゃんが痩せてしまうこともあるんです。
そんな猫ちゃんには、
自由にいつでもご飯を食べられるようにしておくと、
1日分の栄養をちゃんと取れるようになるんですよ。

それに、自由にご飯を食べられることで、
おしっこのpHが低下するってデータもあるんです。
ご飯をいつでも食べられるようにしておくと、
一回のご飯の量が少なくなり、
それがおしっこのpHを安定させるんですね。
おしっこがアルカリ性に偏ると(pHが高くなると)、
ストラバイト結晶ができてオシッコの病気になりやすいです。
ですので理論的には、いつでも自由にご飯を食べられるように
置き餌にしておいた方がいいというわけです。

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猫の置き餌を続けていくうえでの注意点

注意点(1)置き餌にするならウェットフードよりドライフード

キャットフード

置き餌について少し注意点があるんですよ。
置き餌を選ぶのは悪いことではないですが、
気をつけないといけないことがあります。

まず、ご飯をずっと出しっぱなしにしておくと、
猫ちゃんが病気になるリスクが高まるかもしれません。
野生のネコはいつも新鮮なお肉を食べることができますが、
家で出すフードは時間が経つと新鮮さがなくなってしまいます。

だから、置き餌をする時は、その日に食べる分量を決めて出して、
食べ残しはその日のうちに片付けるようにしましょう。
そうすることで、猫ちゃんがどれくらい食べたかちゃんと分かりますし、
フードも新鮮なまま保てます。

そして、ウェットフードはドライフードに比べて鮮度が落ちやすいです。
なので、置き餌をするならドライフードがおすすめですよ。

注意点(2)食器は清潔に保とう!

ソマリ

猫ちゃんのご飯のあげ方について、
もう一つ大切なポイントがあります。

まず、食べ残しがあるときに、
その上に新しいフードを足してはいけません。
ドライフードでも、空気に触れると酸化してしまい、
品質が落ちてしまうんです。

それに、食べ残しをそのままにしておくと、
どれくらい食べたのか正確に分からなくなってしまいます。

そして、食器は毎回洗って清潔に保つことがとても大切です。
置き餌をする場合でも、
食器をきれいにすることは忘れないでくださいね。

これらのポイントに気を付けることができれば、
置き餌でも猫ちゃんにとって問題ないと思います。

以上で解説を終わります。

続いて置き餌のデメリットについて解説します。
猫の長生きの秘訣!置き餌をやめるべき7つの理由【獣医師からのアドバイス】