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動物関係

冬のお散歩で気をつけたい!愛犬を守るための3つの大切な注意点【獣医師解説】

冬のお散歩で気をつけたい!愛犬を守るための3つの大切な注意点




冬の犬の散歩ではしてはいけない行動があります。
どんなNG行動があるのでしょう?

実は主に3つあります。
無意識にやっている飼い主さんが多いからチェックしてください。
プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ

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犬との冬散歩注意点(1)ヒートショック

ヒートショック

ヒートショックについてわかりやすく説明しますね。
ヒートショックとは、急に暖かい場所から寒い場所へ移動したり、
その逆が起こった時に、体が急激な温度変化に対応しきれず、
体調を崩してしまうことです。

例えば、冬の日に暖かい家の中から急に寒い外に出た時、
一瞬「ひゃっ!」とする感覚がありますよね。
これは人間の体が急な温度の変化に対応している状態です。

ヒートショック

冬の日に、暖かいお部屋から急に冷たい外に出ると
体がびっくりして、すぐに寒さに対応できず、
体調を崩してしまうことがあります。
寒さでびっくりした筋肉はピンと収縮してしまい、
体にとってそれはとても大変なことです。

ブルブル震えるチワワ

寒いときに体がブルブル震えるのは、
体が「暖かくなろう」と頑張っているサインです。
しかし、もともと疲れが溜まっている筋肉には、
「もうこれ以上は無理!」と感じるほど大変なことです。
筋肉と血管がずっと収縮していると、
体の中で血液の流れが悪くなります。
その結果、酸素や食事から得た栄養が体の隅々まで届かなくなったり、
疲労によってできた老廃物が上手く排出されにくくなります。

これが原因で、筋肉がガチガチに硬くなり、
痛みの原因になることがあります。
ですので、寒い日には、しっかり暖かくして、
筋肉を「寒い!」と感じさせないようにしましょう。

玄関で体を慣らすチワワ

冬の散歩では愛犬がヒートショックを受けないように、
温度変化を少しずつ感じさせることが重要です。
例えば、外に出る前に少し玄関で待って体を慣らしたり、
散歩から帰った後は、すぐに暖かい部屋に入るのではなく、
少し温度調整をしてから入ると良いでしょう。
このようにして、愛犬の健康を守ることができます。

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犬との冬散歩注意点(2)急な運動は避ける

外を走り回るチワワ


2つ目は1つ目の話と関係していますが、
愛犬を外で遊ばせたい時は、
いきなり走らせるのはよくありません
外は寒いので、急に走り始めると、
わんちゃんの筋肉が縮んだり、
呼吸する時や血の流れに悪影響を与えることがあります。

だから外に出たらまずはゆっくり歩いて
体を温めることが大切です。
その後で、走ったり遊んだりするのが良いでしょう。

1つ目と2つ目の話をまとめると散歩に行く前に玄関などで
寒さに少し慣れてから外に出ましょう
そして散歩の最初は走らせずゆっくり歩かせて、
体を温めてから走らせましょう。

これは体が健康なワンちゃん限定です。
持病があるとか高齢のワンちゃんの場合は
かかりつけの先生に走らせても大丈夫か?
相談するようによろしくお願いします。

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犬との冬散歩注意点(3)体が濡れたままで放置しない

ずぶ濡れのチワワ


3つ目は
お散歩から帰ってきて、わんちゃんが
雨や雪でびしょびしょになっていたら、
放っておかないでくださいね。

濡れたままだと、わんちゃんの体が冷えてしまい、
風邪をひいたり、食欲がなくなったりするかもしれません。
これは、私たちが雨に濡れて着替えないでいると、
体が冷えてしまって風邪をひきやすいのと一緒です。

体が冷えると、消化器官がうまく動かなくなり下痢をしたり
食欲不振になったりすることがあります。
体が寒さに反応して、大切なエネルギーを
なるべく使わないようにしようとするんです。
その結果、食べたものの栄養をちゃんと吸収できなくなったり、
お腹の中の動きが遅くなったり、
時には止まってしまうこともあるんですよ。

だから、お散歩から帰ったら、
最初にわんちゃんの体をタオルでしっかりと拭き、
ドライヤーで優しく乾かしてあげましょう。
これは、雨に濡れた洋服を乾かすのと同じで、
わんちゃんが快適に過ごせるようにするために大切なんですよ。

今回の記事は以上です。
もし老犬の冬の散歩対策について知りたいならこちらをご覧ください。
犬の冬散歩:老犬に優しい寒さ対策【獣医師解説】