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動物関係

ドライフード保存の基本:新鮮さを保つ保存方法と適切な保存期間【獣医師解説】

ドライフード保存の基本:新鮮さを保つ保存方法と適切な保存期間【獣医師解説】




今回は『ドライフードの上手な保存方法ってどうするの?保存期間はどれくらい?』
というテーマで犬猫の診療を現役でしている獣医師がお話ししますね。
プロフィールと当ブログを作ることになったきっかけ

お菓子

お菓子を袋から出してしばらく放っておくと、
カリカリ感がなくなってしまいますよね?
ドライフードも同じで、開封後の保存方法がとても大事なんです。

この記事では、
ドライフードを美味しく保つ保存のコツをご紹介します。

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ドライフードの正しい保存方法と間違った保存方法

ドライフードを保存

まず、ドライフードを正しく保存する方法と
もしかしたら家でやってしまっている間違った方法について考えてみましょう。

お米の保存

例えば、お米を保存するとき、
湿気が入らないように気をつけますよね?
ドライフードも同じで、上手に保存することが大切なんです。

次に、ドライフードを開けた後、
どのくらいで食べきるべきかという話です。
これは、お菓子を開けた後、
いつまでに食べきるかと似ています。

ドライフードがいつまで新鮮で美味しい状態で保つかを知ることは、
ペットの健康のためにも重要です。

ドライフード

最後に、ドライフードを購入する際の
サイズ選びについてお話ししますね。

トイレットペーパー

たとえば、トイレットペーパーやキッチンペーパーを買う時、
大きなパックの方が1ロールあたりの値段が安くなりますよね。

でも、場所を取るし使いきるのに時間がかかることもあります。
ドライフードも同じです。
確かに大きいサイズを買うと1回あたりのコストが抑えられます。
でも保存の問題や使いきれるかどうかも考える必要があります

どのくらいの大きさのフードを選べばいいのか、
そのポイントをご説明します。

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正しいドライフードの保存方法

ドライフードの保存方法

まず1つ目から。
まずはドライフードの正しい保存方法についてお話ししましょう。

床下収納

お菓子を保存する時、
直射日光が当たらない涼しい場所に置くことって大切ですよね。
ドライフードも同じで、湿気が少なくて涼しい場所、
つまり「冷暗所」に保管するのがベストです。

お米やお菓子を保存する時に、
直射日光が当たらない涼しい場所を選ぶのと同じ考え方です。

「冷暗所ってどんなところ?気になるよ!」って方もいるでしょう。
ですが、冷暗所とは?というはっきりした定義ってありません。
よく言われているのは温度が低くて、
その低い温度が安定している場所を冷暗所ということが多いdすね。
具体的には温度が10℃ぐらいの場所で
日の光が直接当たらなくて湿気が少ないジメジメしてない
風通しの良い場所が理想的な冷暗所だと思います。

つまり、ドライフードの最適な保存方法は、直射日光の当たらない、
温度が10℃前後の涼しくて湿気が少ない「冷暗所」で保管することです。

このような冷暗所でドライフードを保管すれば、
新鮮さをより長く保つことができますよ。

冷暗所

家の中で「冷暗所」として適している場所について、
簡単に説明しますね。

まず、床下収納は一年中日が当たることはありません。
また温度も安定しています。
だから食べ物を保存するのに適した場所だといえます。
でも、湿気が多い場合もあります。
そういった注意は必要になります。
もし湿気が多そうなら除湿剤を使うといいですよ。
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ベランダ

次にベランダも冷暗所として利用されたりします。
ベランダは風通しが良くて、湿気が少ないのが特徴です。
ただ直射日光がベランダに入ってきます。
だから日陰を作る工夫が必要です。
特に夏は暑くなりやすいのでベランダ保管は避けた方が良いでしょう。

台所のシンク下

また、台所のシンク下は風通しが悪く湿気が溜まりやすいです。
なので冷暗所としては適していません。

発泡スチロール


場所がない場合は発泡スチロールの箱に
穴を開けて使うのも一つの方法です。

ここまでまとめると、家の中で「冷暗所」として適した場所は、
日の当たらない床下収納や風通しの良いベランダですが、
湿気や直射日光に注意が必要です。
それから台所のシンク下は避けるべきだということです。

保存

ドライフードを保存する際の話ですが、
これをお料理の保存に使う密閉容器と比べてみるとわかりやすいですね。
例えば、オリーブオイルやドレッシングなど油分を含んだものを保存する時、
しっかりと密閉して油分が外に出ないように気を付けますよね。

ドライフード

ドライフードのパッケージも同じです。
油分の浸透を防ぎ、フードを新鮮に保つために
高品質な材料で作られています
そのため、このパッケージをそのまま使い続けるのが最良です。

冷蔵庫で保存するというのは、
例えば野菜を入れたビニール袋が結露で湿ってしまうようなものです。
この結露がドライフードにも発生し、
腐敗の原因となります。

ですから、ドライフードは冷蔵庫ではなく、
先ほど解説した冷暗所で保管することをおすすめします。

ドライフードの保存方法についてもう一つ大切なことがあります。
時々、他の容器に移し替えて保存する方もいらっしゃるかもしれませんね。
これは悪いことではありませんが、
容器の匂いがフードに移ってしまいます。
フードの美味しさが少し変わってしまうことがあります。

お米の保存

例えば、お米を別の容器に移し替えるとき、
その容器の匂いがお米についてしまうことがありますよね。
ドライフードも同じで、元のパッケージはそのフードを
新鮮に保つために特別に作られているので、
できればそのままのパッケージを使い続けるのが一番です。
こうすることで、
ペットがいつも美味しいドライフードを楽しむことができますよ。

ドライフードは元の特別に作られたパッケージで保存するのが最適。
他の容器に移し替えると匂いが移り味が変わる可能性があるということです。

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正しいドライフードの保存期間

お菓子の容器

ドライフードを開けた後、
どのくらいで食べきるべきかという疑問にお答えしますね。
例えばパンやお菓子を開けた後、
できるだけ早く食べきるのが良いというのと同じです。
ドライフードも開けた瞬間から酸化が始まり、
少しずつ新鮮さが失われていきます

ですので、開けたらできるだけ早く食べきることを心がけましょう。
これは、食べ物が美味しい状態を保つため、
そしてペットの健康のためにも大切なことです。

ペットがいつも新鮮で美味しいドライフードを
楽しむことができるようにするためにも、
この点を覚えておくと良いでしょう。

ポテトチップス

ドライフードについてのお話ですが、
これをポテトチップスに例えてみましょう。
みなさんもお家でお菓子を食べることがあると思いますが、
開けたポテトチップスを1ヶ月後に食べることはあまりないですよね。

開けたてのポテトチップスと、
開けてから1ヶ月経ったポテトチップスでは、
味が全然違います。

ドライフードも同じで、開けたら酸化が始まって、
時間が経つと味が落ちてしまいます。

だから、ペットにいつも美味しいフードを食べさせたいなら、
開けたらできるだけ早く食べきるサイズを選ぶことが大切です。

これは、ペットの健康と美味しさのためにも、
とても重要なポイントですよ。

ドライフード

ドライフードを保存する際の考え方についてお話しします。
よく「開けたら何日持つの?」と思うかもしれませんが、
大切なのは「できるだけ早く食べきろう」という考え方です。
新鮮なうちに食べるのが一番良いですからね。

もちろん、いろいろな事情があるので、
すぐに小さなサイズに変えるのが難しい場合もあります。

例えば、今は開けて2ヶ月で食べきっているなら、
次は1ヶ月で食べきるサイズにしてみましょう。

徐々にサイズを調整(小さく)していくことで、
ペットがいつも新鮮なドライフードを食べることができるようになります
これは、ペットの健康を考えるうえでも、
とても良い方法ですよ。

とにかくドライフードは開封後できるだけ早く食べきることが重要で、
現在の消費期間を徐々に短縮していくことが
ペットの健康と新鮮さを保つために良い方法だということです。

ドライフード

ドライフードのサイズ選びについて考えてみましょう。
たとえば、お料理で使うお米を買う時、
大きい袋を買うと保存が大変だし、
新鮮さも保ちにくいですよね。

同じように、ドライフードも大きなサイズを買うと、
長い間保存する必要があり、
新鮮さが落ちてしまうことがあります。

ですので、もしいつも4kgのドライフードを買っているなら、
次は2kgサイズにしてみてはどうでしょう。

確かに少し割高かもしれませんが、
愛犬や愛猫の健康を考えると、
新鮮なフードを小分けにして与える方が良いです。

1ヶ月分のサイズを使っている方は、
2週間分のサイズに挑戦してみてください。

理想は、1週間で食べきるサイズです。
始めは難しいかもしれませんが、
今の食べる期間を半分にすることを目標にすると良いでしょう。

ちょうど、食品を新鮮なうちに食べきるように、
フードも新鮮な状態で与えることが大切です。
ドライフード

最後に、大きなサイズのドライフードを買うべきか
という疑問についてお話しします。

私は大きなサイズの購入はあまりおすすめしません
代わりに、愛犬や愛猫が2週間で食べきれるサイズを
選んで購入するのが良いでしょう。

例えば、お米を買う時に、食べきれる量を考えて購入しますよね。
同じようにドライフードも長い間袋を開けたままにしておくと、
底の方は酸化や劣化が進んでしまいます。
これは、ペットの肝臓に負担をかけることがあります。

ですので、ペットの健康を考えると、
それぞれの体に合ったサイズのフードを選んであげると良いですね。
食べきれる量を考慮して選ぶことが、
ペットの健康を守るためにも大切なポイントです。

ドライフード

今日の動画では、ペットフード、
特にドライフードの保存方法についてお話ししました。

保存のポイントはいくつかありますが、
まず大切なのは、正しい保存方法です。

一部の方はフードを冷蔵庫に入れたり、
別の容器に移し替えたりしているかもしれません。
しかし、基本的にはドライフードは冷暗所で保管するのが最適です。
これは、湿気が少なくて涼しい場所を意味します。

さらに、ドライフードのパッケージをそのまま使うことも大切です。
このパッケージはフードを新鮮に保つために特別に設計されています。

だから、新しい容器に移し替えるよりも、
元のパッケージを使い続ける方が、
フードの品質を保つのに効果的です。

コーヒー豆

例えば、コーヒー豆や特別なお菓子を買ったとき、
そのままのパッケージで保存するのと同じ理由です。
この方法で、ペットがいつも新鮮で美味しいフードを楽しむことができますよ。

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ドライフード保存の基本:新鮮さを保つ保存方法と適切な保存期間まとめ

ドライフード保存の基本:新鮮さを保つ保存方法と適切な保存期間【獣医師解説】

今回は、ドライフードを開けた後、どのくらいもつのかという疑問についてお話ししました。まず大切なのは、ドライフードがいつまでもつのかという考え方から、できるだけ早く食べさせることに焦点を当てることです。

ポテトチップス

これを理解するために、
自分が食べるポテトチップスと同じようにドライフードを考えてみましょう。
開けたポテトチップスを1ヶ月、2ヶ月放っておいたら、
その味は落ちてしまうので、食べたくなくなりますよね。

ドライフードも同じで、新鮮なうちに食べきるのが一番です。

そこで、ペットのために、2週間で食べきれるサイズのドライフードを
購入することをおすすめします。

理想は、1週間以内に食べきるサイズですが、
まずは2週間分から始めてみるといいでしょう

今回の動画はこれで終わりです。
ご覧いただきありがとうございました。それでは、失礼します。