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一般知識

産業資本主義についてわかりやすく解説

産業資本主義 わかりやすく




この記事では産業資本主義についてわかりやすく解説していきます。

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産業資本主義とは?わかりやすく説明

産業資本主義は18世紀後半から19世紀中期の話になります。
そして産業資本主義は資本主義経済の歴史の1つで
近代初期における資本主義の確立期です。

はじめは小規模の問屋制家内工業や工場制手工業でした。
具体的には家の中でちょこちょこやるような工業か
あるいは工場勤務だけど、機械じゃなく手で生産する感じでした。
そういう時代において生産手段を私有する資本家が
労働者を雇ってお給料を払うのと引き換えに
商品を作らせ利益を得るというスタイルが確立していくわけです。
これによって産業革命が起き、
機械制工業へと発展していきました。

この時代で有名なのは
アダムスミスによる自由放任主義(レッセ=フェール)です。
アダムスミスは「とにかく個人の利益追求が重要」といいました。
そうすれば各々が利己心に従って
自分の好きな形で自分の利益になるように動いていけば
見えざる手に導かれて予定調和の状態というのが実現していくと主張しました。

ちなみにアダムスミスの著書は国富論です。
国富論 上下合本版【電子書籍】[ アダム・スミス ]

果たして予定調和が実現したか?というと
そう簡単にはいきませんでした。

市場メカニズムにおもいっきり
社会の原理、経済の原理をゆだねていったというのが
あるわけですが、資本家と労働者の所得分配の不平等が拡大していったという
お約束の歴史展開になっていくわけです。

そこで夜警国家から福祉国家への転換がなされていくわけですが
経済的にはもう少し見ていかないといけません。
警察国家・夜警国家・福祉国家についてわかりやすく解説

以上のように産業資本主義の時代は
近代初期に起きたわけですが、
経済活動の自由を強調した時代でした。