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一般知識

メリアム(政治学)が展開したミランダとクレデンダについてわかりやすく解説

ミランダとクレデンダ




今回の記事の中心人物は政治学で有名なメリアムさんになります。
「政治学を科学にしたい」と科学的政治学を提唱した人として有名です。

メリアムさんが書いた本の中で有名なのは「政治権力」となります。
政治権力 上 ーその構造と技術ー【電子書籍】[ C・E・メリアム ]

メリアムさんは権力というのは集団をまとめるものだと主張しました。
そして権力を心理的に強める手段をミランダとクレデンダの2つにメリアムさんは分類しました。

今回の記事ではメリアムさんが展開したミランダとクレデンダとは何か?
について分かりやすく解説します。

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メリアム(政治学)が展開したミランダとクレデンダのポイント

ミランダとは?

メリアム(政治学)が展開したミランダとクレデンダのポイントは何か?というと
権力の心理的補強でしょう。

人はただ脅されただけだったらいうことを聞きません。
脅している間は言うことを聞くかもしれません。
でも、ずっと言うことを聞くか?といったらそんなことありませんからね。

ではずっと言うことを聞かせようと思ったら
どうしたらよいのでしょう?

メリアムさんは2つあると主張しました。
それこそが、ミランダとクレデンダです。

ミランダ

ミランダとは感情に訴えて一体感を作り出すことです。
感情に訴えて人々をまとめていくということです。
人々がまとまっていると思わせるためにどうすればいいか?
具体的には歌などの音楽になります。
野球の試合などで君が代を歌ったりしますよ。

みんなで一緒に国家を歌うことで一体感が生まれますよね。

国旗


また、そんなときに国旗なども出てくるとさらに一体感が高まります。
つまり、一体感を作るってところがミランダのポイントです。

2013年の話になりますが、
東京オリンピックの開催が決まった時に
都庁の前で報告会として人々を呼び、盛大に祝ったみたいな出来事がありました。
こういったイベントもミランダの具体例になります。

クレデンダとは?

次にクレデンダですが、理性に訴えるもののことです。
たとえば、『理論』がクレデンダの具体例になります。

いかに権力が正当であるか?正当化するための理論がクレデンダになるわけです。

ミランダとクレデンダの覚え方

行政書士試験の一般知識対策として
ミランダとクレデンダをどのように覚えたら良いでしょう?

ミランダとクレデンダの語呂合わせ

・ミランダは感情に訴えかけるので⇒ミカン(ミランダのミと感情のカン)
・クレデンダは理性に訴えかけるので⇒クリ(クレデンダのクと理性のリ)

です。

ここからクレデンダとミランダを思い出すことができるでしょう。

以上で解説を終わります。