今回の記事では飛鳥文化の特徴についてわかりやすく解説していきます。
飛鳥文化の特徴
飛鳥文化はいつ始まった?
律令制度が701年に始まりましたが
その前の時代の話になります。
別の言い方をすると710年から始まった奈良時代の前を飛鳥時代といいます。
具体的には592年から710年の118年間が飛鳥時代です。
飛鳥時代は前半後半に分かれますが、
飛鳥時代の前半というのは聖徳太子がいた時代で飛鳥文化と呼ばれます。
ちなみに聖徳太子は574年2月7日生まれで622年4月8日に亡くなっています。
だから聖徳太子が18歳のときに飛鳥時代が始まったわけですね。
飛鳥文化の特徴は?
飛鳥時代は中国が北と南に分かれていた南北朝時代や
ペルシャやギリシャの影響を受けているという特徴があります。
中国から中央アジアを通ってヨーロッパに繋がる
シルクロードが出来上がっていました。
だからヨーロッパから西アジアの文化が中国に輸入されて、
それが日本にも入ってきたわけです。
例えば、唐草模様(からくさ)ってありますよね。
唐草模様というのはギリシャのデザインです。
唐草模様がギリシャからシルクロードを渡って日本に来たんですよー
みたいなことを教わった身からすると
文化の盗用などといちいち文句言うの
物作りの否定そのもの
なんだが— あきまんPLAMAX「GODZ ORDER」神翼騎士団 (@akiman7) October 31, 2021
古代ギリシャ人は神殿の色を塗る時に
ブドウの蔦の絵を描きました。
おはようございます皆様‼️😃
これは葡萄の収穫を開始するお祭り『ヴィネリア・ルスティカ』のモザイクです。🍇
最古のヴィーナス神殿は紀元前293年にアヴェンティーノの丘に8月18日に建設されたようです。🏛️
古代ギリシャ人はリンゴの民でしたが、古代ローマ人は葡萄の民であったことが伺えますね。 https://t.co/iARkNDx9ut— 矢尾幸嗣 holstnaumann (@holstnaumann) August 18, 2023
“古代エジプトや古代ギリシャにさかのぼります。葡萄は豊饒と祝祭を意味し聖なる果物とされ、その文様は神殿の壁画にも描かれていたようです。その後、古代ペルシャを経由し仏教美術の影響も受けていきます” / “龍村美術織物公式ブログ : 優美なデザインが人気です〜葡萄唐…” https://t.co/kiZs1BcgXX
— 磯崎愛@コラボ花うさぎ (@isozakiai) June 15, 2021
地中海原産のブドウの蔦の絵が唐草模様となって
日本に輸入されました。
飛鳥時代にできた法隆寺なんかのお寺に行くと
壁に唐草模様が彫刻されていたりします。
【郵頼】
法隆寺郵便局
ドラえもんと一緒に旅に出た気分で郵頼📮
風景印は、国宝・法隆寺金堂、法隆寺五重塔、法隆寺瓦の唐草模様が描かれています。
五重塔でマッチング⛱️
押印ありがとうございました✨ pic.twitter.com/plHXqbcDLO— D.K.桜輪会 (@chi_ba_kun1978) September 24, 2021
それから法隆寺の境内の周り。
木でできた柱がグルっとアーケードみたいな感じで取り囲んでいますが
これはギリシャの建築スタイルが元になっています。
真夏の #法隆寺 境内。蝉の鳴き声が響いて暑いけど、人少なめなので、いい写真が撮れます✨#斑鳩町 #奈良県 pic.twitter.com/m8OvCkaUqq
— クマ子 (@xkumaco) July 24, 2023
ギリシャの神殿は全部石でできていますが、
その周りは石でできた柱でぐるっと屋根をつけて取り囲んでいたので
神様の住む場所に対してギリシャ人はそういった石の柱で作ったアーケードで取り囲んだので
あの建築スタイルが仏教に取り入れられて中国に渡って日本に移ってきました。
ペルシャ、イランのことですが、
飛鳥にある山田寺というお寺にあるお皿のデザインはイランのデザインです。
馬に乗った遊牧騎馬民族が描かれていて服装はイラン人です。
それが中国を経由して日本に伝えられました。
奈文研によると、現在判明している灯明油の「最古の痕跡」は、7世紀の山田寺(奈良県桜井市)の下層から出土した灯明皿とされる。飛鳥時代の遺跡からは一定量の灯明皿が出土しており、この時期には灯明が照明道具として確立、定着していたとみられているhttp://t.co/zzyp2tjsGU
— ざっくり古代 (@kodaisuki2013) September 19, 2014
こんな感じでペルシャやギリシャの影響を受けているというのが
飛鳥文化の特徴です。
それから聖徳太子が作ったお寺として有名なのが法隆寺。
これも飛鳥文化の特徴です。
今回の記事は以上になります。