一般知識

社会有機体説とは?わかりやすく説明




前回の記事では実証主義について解説しました。
実証主義とは?わかりやすく解説

社会科学において実証主義という考え方を持ち込んだのが
オーギュスト・コントでしたね。

そしてオーギュスト・コントは実証主義以外にも
社会有機体説も唱えました。

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オーギュスト・コントが唱えた社会有機体説とは?

社会有機体説とは

社会有機体説の有機体とは生物のことです。
つまり、社会を一つの生物としてとらえたんです。

社会を一つの生物と捉え、個々の要素が全体の中で
一定の機能を果たすとする学説が社会有機体説です。

社会有機体説が前提のもと、コントは
社会学を次の2つに分類したんです。

社会学を

・社会静学
・社会動学

の2つに分類しました。

社会静学ってどんなものなのでしょうか?

わかりやすく社会静学について説明しますね。

社会静学は生物学でいったら解剖学みたいな学問です。

なので、今現在ある生物がどんな姿をしているか?
たとえば2歳の犬がどういう姿をしているか
学問的に研究しようとしたら、
解剖すれば内臓の形とか体の構造がいろいろわかるわけです。

社会も同じで同時代的に見たときに社会の諸部分(個人、会社、社会的組織)が
どういう風に相互作用して社会全体が作られているか?
同時代的に見るのが社会静学
です。
まさに静か、止まっているわけですから。

これに対して社会動学。
社会の歴史的変化など、どういう風に動いているか
動いている部分を解明するのが社会動学です。

つまり、

まとめると

・社会静学(同時代的な社会構造を見る研究)
・社会動学(社会の歴史的変化を見る研究)

ということです。

最後にまとめると
社会有機体説とは社社会を一つの生物と捉え、個々の要素が全体の中で
一定の機能を果たすとする学説のこと
です。