一般知識

実証主義とは?わかりやすく解説




「実証主義ってどんな主義なのだろう・・・」
と疑問に感じている方に向けて記事を書いています。

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実証主義についてわかりやすく説明

実証主義

実証主義はオーギュスト・コントさんが
唱えたことで有名です。

実証主義は何か?っていいますと、

実証主義とは

実証主義とは科学的な命題や理論は事実の観察にもとづいて構成されるべきであって
逆に命題や理論の真偽は事実の観察に照らし合わせて検証されるべきであるという考えのことです。

実証主義の定義だけ聞くと「???}となってしまい
よくわからないと思います。

私も定義だけ聞いたときは
チンプンカンプンでした。

そこでわかりやすく実証主義について説明していきますね。
今の近代科学が採用している方法論のことです。

現代の科学は実証主義的な方法でやっています。
つまり、命題とか理論というのは観察や実験によって
完成するってことです。

なので、単に理屈だけこね回しても
それが現実として実験結果として証明できない限り
その理屈が科学的に正しいはいえない
ってわけです。

たとえばアインシュタインの相対性理論。
理論的には早期にアインシュタインさんが言ってましたが
実際に事実として科学的に証明されたのはずいぶん後です。

そんな感じで実際に観察されたり実験として証明されたりしない限りは
真実であるとはいえないと考えるのが実証主義
となります。

中世の場合には理論によって証明していったんです。
要するに、実際に観察とか実験をしなくても
理論的に正しければ証明されます。

たとえば、1250年ころに活躍したトマス・アクィナスさんは
キリスト教思想とアリストテレスを中心とした哲学を統合した
総合的な体系を構築したことで有名な方ですが、、、

彼の神学のための議論の中に
『針の上で天使は何人踊れるか』というのがあります。

つまり、天使というのは物質的存在ではないから
針の上で何人でも踊れるともいえるし踊れないとも言えるというのが
トマス・アクィナスが出した答えです。

ですが、考えてみるとそもそも天使が実在するのか?
というのが全然問題になっていません。

実際に観察できたり実験できたりということではないです。
ただ、理論的にはもし天使が質量がない存在(物質的存在でない)と
仮定するならトマス・アクィナスの論理は正しいとなります。

といった感じで、中世では実際に実験したりしないで
頭の中だけで結論を出していました。

でも、近代科学以降は実証主義が主流になっていったんです。
さらに社会科学において実証主義という考え方を持ち込んだのが
オーギュスト・コントさんでした。

以上で実証主義についての解説を終わります。