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一般知識

白鳳文化の特徴についてわかりやすく解説

白鳳文化 特徴




今回の記事では白鳳文化の特徴についてわかりやすく解説していきます。

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白鳳文化の特徴

白鳳文化はいつあった?

飛鳥時代は592年から710年の118年間を指します。

白鳳文化は飛鳥時代の後半になります。
具体的には大化の改新があった645年から平城京遷都があった710年までが
飛鳥時代の後半で白鳳文化といいます。
奈良時代は710年からなので、白鳳文化は奈良時代に入っていません。

ちなみに飛鳥時代前半は飛鳥文化で
前回の記事で詳しく解説しました。
飛鳥文化の特徴についてわかりやすく解説

日本史で受験する方は
文化の順番を間違えないようにしてくださいね。

白鳳文化の特徴(1)興福寺仏頭

白鳳文化は律令国家形成期、
つまり律令制度ができあがるころの文化になります。

「~令(りょう)」が作られていた時代ってことですね。
この辺は大宝律令の記事で詳しく解説しています。
大宝律令についてわかりやすく解説

興福寺

白鳳文化のころに作られたものとして有名なものが
興福寺仏頭(こうふくじぶっとう)でしょう。
興福寺というお寺は奈良にありますが、
そこに仏様の頭があります。

仏様にはいろんなタイプがあります。

仏様

・阿弥陀仏
・観音菩薩
・地蔵菩薩

などいろんな名前がついていますが、
どうやって名前付けをしているか?
知っていますか?

まず洋服を着ているか、着ていないか、
あとどんなポーズをとっているか?

阿弥陀仏


例えば両手で輪っかを作っていたら阿弥陀仏です。 薬師如来

それくら薬壺を持っていたら薬師如来です。
他にも武器を持っているか?とか。

大仏


あと髪型がどうか?パンチパーマみたいな螺髪(らほつ)だったら
「~仏(ぶつ)」とか「~如来(にょらい)。

菩薩


髪の毛が長ければ菩薩(ぼさつ)であることが多いです。
あと坊主頭でも地蔵菩薩ってこともあります。

こんな感じで髪型と服装とポーズで仏様を区別しているわけですね。
ただ、興福寺にあるのは首(頭)しかありません。
胴体がありません。
なので、どんなポーズをとっていたか?わかりません。
あと、髪の毛の部分が破損していて
どんな髪型をしていたのかもわかりません。
パンチパーマだったのか、長かったのか、坊主頭だったかもわかりません。
ただ顔しか残っていません。
なのでなんかの仏像の頭だろうということはわかるので
『仏頭』とよばれています。

興福寺仏頭は1メートルくらいあります。
興福寺の国宝館というところに入ると仏頭が置いてあります。

白鳳文化の特徴(2)壁画

それから壁画。
いろんな壁画があります。
古墳の壁画とか高松塚古墳の壁画やキトラ古墳の壁画や法隆寺にも壁画があります。
法隆寺の建物自体は飛鳥文化のときに建てられました。
飛鳥文化の特徴についてわかりやすく解説

でも法隆寺が建った後、
壁画が描かれましたが、その壁画は白鳳文化のときのものです。

白鳳文化の特徴に関する記事は以上になります。