2020年現在、少子高齢化社会がどんどん進んでいます。
今後も少子高齢化はどんどん進んでいくとわかっています。
もしかしたら世界一の高齢化率になるかもしれません。
こういった状況の中、
福祉多元主義という考え方があります。
この記事では福祉多元主義とはどういう考え方なのか、
わかりやすく解説していきたいと思います。
福祉多元主義とは?
福祉国家論が盛んだったころはどんなことでも国に責任を持たせようとしていました。
別の言い方をすると国に任せようとしていました。
だから、国が一元的に福祉を供給するという考え方が中心でした。
ですが、1970年代になり福祉国家の危機が叫ばれるようになりました。
「なんでもかんでも国がやるというのには無理があるだろう」と。
それよりは「いろんな立場によって
いいところと悪いところ、得意と不得意があるわけだから
公的な部門だけではなくて、民間の部門などがみんな協力し合って
それぞれ多元的に役割分担して福祉を構築していきましょう」と考えたのが福祉多元主義です。
令和2年現在、福祉多元主義は当然の考え方になっています。